【国内鉄道旅】2015年広島から 乗り鉄旅(3) 大混雑の境線

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。飛行機も鉄道旅も好きな私の、国内弾丸旅行の記録です。今回の鉄道旅では広島駅から大阪方面に帰る予定ですが、尾道→三江線と蛇行しながら山陰を目指しています。前回の記事では三江線の岩見川本駅までやってきました。列車は山陰本線の江津駅へ向かいますが、対向列車の遅延により遅れています。

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冷や冷やの乗り継ぎ 米子駅へ

岩見川本駅を、定刻より遅れて列車が発車しました。手持ちの乗車券は米子駅行き。この乗車券の発行は苦労しました(いつもみどりの窓口でご迷惑をおかけしております)。

江津駅での乗り換え時間は数分しかありません。列車は少しずつ遅れを取り戻していますが(回復運転というそうです)、間に合いそうにありません。

江津駅に到着。外は真っ暗です。列車は遅れて到着したので、焦る焦る。写真も手がブレブレです。

キハ47形2000番台です。とにかく飛び乗ります。江津駅から山陰本線東方向(出雲市方向)の最終列車になるので、乗り継ぎ待ちをしていただいたようです。

あわただしく江津駅とお別れです。山陰本線は非電化区間が多いので、気動車になります。独特のエンジン音に眠気を誘われながら進みます。

列車は終着駅の出雲市駅へ。さらに米子市行きに乗り継ぎます。ぎりぎりの乗り継ぎ旅が続き、もうすぐ23時です。

写真は米子駅で撮影

米子行きも気動車で、(確認していませんが)おそらくおなじ47形でしょう。ワンマン化しておりましたが、時間も遅いのに乗客が多く、出雲市駅付近では席を確保できない状態でした。

出雲市から米子方面も、この列車が最終です。

24時を回って、米子駅に到着。夜なので車窓の風景を楽しむことも難しいです。もう電車の運行はありません。改札から出ます。

深夜の米子駅ビルの全景です。2020年から新駅舎に改修されているそうです。

駅から徒歩5分程度、ビジネスホテルに宿泊です。シングル3,500円からと破格の安さですね(公式HPによると3,800円からになったようです)。受付の方はとても気さくで、いろいろ案内していただけました。

公式HPから写真をいただきました。朝6:30からいただける簡単な朝食つきです。夜も遅いので、もう寝るだけです。

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境線は大混雑 なんで?

朝になりました。8時を回ったところで米子駅に到着です。

8時32分発の境港行きに乗る予定です。境港行き専用の0番線から発着します。心なしか、人が多いような。8時50分に臨時列車も設定されているようです。

境線も非電化なのでキハ40系だと思われます。境線の駅は、すべてゲゲゲの鬼太郎のキャラクター名の駅がついていて、米子駅はネズミの男駅です。作者の水木しげるさんが境港出身です。

境線の列車はほとんどが1両編成で、土日なので乗客もそんなに多くないはず。なのに車内かなり混雑しています。

鬼太郎のラッピング列車が増結されて4両編成です。すべての車内が込み合っていますし、リュックサックやカメラを背負った男性の方が多数いらっしゃいました。この時は、状況をあまり呑み込めてなかったんですよね。

車内放送を聞いて状況が判明。この日、米子空港(航空自衛隊の美保基地)でイベントがあったようです。みなさん、米子空港で下車していきました。

電車の中からでも軍用ヘリが見れます。イベントの飛行でしょうか。

私は終着駅の境港駅まで乗車します。

境線は盲腸線(他の路線に接続していない行き止まりの路線)なので、境港駅の向こう側に線路はありません。ホームも1面2線しかありません。

境港駅はゲゲゲの鬼太郎では「鬼太郎駅」です。こじんまりとした駅舎は、築20年くらいたっているそうですが、まだまだ新しいです。

境港駅からも、米子空港の曲芸飛行を見ることができました。

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境港は妖怪だらけ

境港のまちはゲゲゲの鬼太郎でいっぱいです。メインの観光スポットが水木しげる記念館になると思いますが、そこまでの道は妖怪だらけです。

町中に妖怪のオブジェが配置されています。

こちらは河童の泉と呼ぶそうです。

妖怪神社なんてものもあります。ちゃんと絵馬を飾る場所もあるんですね。

街中では鬼太郎やねずみ男など、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるキャラクターが歩き回っていました。一緒に写真も撮ってくれましたよ。

水木しげるロードの端まで進むと。水木しげる記念館があります。こちらにもおじゃましてみました。

さて、境港の観光を終えて駅に戻ります。

列車がやってきました。折り返し米子駅行きになります。

境線に走る列車たち。今回は鬼太郎列車の車両に乗り込みます。

シートには鬼太郎がにぎやかです。行きの列車と違って乗客は少なく、余裕をもって列車に乗れました。米子駅に戻ります。

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まとめ

2015年の広島駅からの鉄道旅。今回は境線の旅でした。想定外の空港イベントで激混みのローカル線と、鬼太郎だらけの町を観光しました。次回は山陰線の旅を続けます。

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