はじめに
2024年春に訪問した、新千歳空港のターミナルビル内にあるエアターミナルホテルを紹介させていただきます。エアコン調整できない 朝食大混雑 千歳国内線6:30オープン
新千歳空港の国内線ターミナルJAL側エリアにあります。同じ場所にあったホテルコムズ新千歳空港に変わって2012年4月にオープンしたターミナル内ホテルです。
2階ホテル入り口
空港内にあるビジネスホテルで、早朝便利用客に大人気のホテルです。
ホテルへのアクセス
エアターミナルホテルは新千歳空港国内線ターミナルの保安検査場通過前エリアにあります。
ホテルのフロント入り口は到着フロアの1階、あるいは出発フロアの2階にあります。ターミナルのJAL側エリアにあります。ターミナルの南側です。
2階は保安検査場Eの傍になりわかりやすくて迷うことが無いと思います。JALのチェックインカウンターを越えて、スカイマークチェックインカウンターの向こう側です。
1階はちょっとややこしいです。JAL、スカイマーク、フジドリームエアラインズ、ジェットスター、スプリングジャパンなどの到着エリアなので、これらのフライトで到着した方は手荷物受取から出て左方向に進むとホテルになります。
1階ホテル入り口
ANA、アイベックス、エアドゥ、ピーチで到着した場合、手荷物受取から出て左方向へ進みます。JAL側の到着フロアに向かうにはいったん建物を出る必要があります。あとはひたすら南に進みます。
ホテルのフロントは3階です。エレベータで3階に向かいましょう。
22時ごろの閑散としたターミナルビル
ターミナル内の店舗は21時以降クローズしています。フロントでスナック程度は販売していますが、事前に買い物を済ませておくほうがいいです。また、23時以降は店舗エリアが完全にクローズするので、新千歳空港温泉利用者は22:30くらいにはホテルに戻りましょう。
交通アクセスは、当然ながらJR新千歳空港駅が最寄り駅になります。駅からエスカレータで昇ると国内線ターミナルに入ります。ホテルまで3分くらいで辿りつけるでしょう。
ホテルには車寄せや直営駐車場はありません。空港駐車場は24時間平日1,200円、週末1,600円です。B駐車場が最寄になります。
3階エレベーターの隣がフロントになっています。
さて、チェックインです。客室は3階から5階にあります。今回予約したのはスタンダードシングル・滑走路ビュー(20㎡)です。禁煙ルームが一杯だったので、喫煙ルームを選択しました。こちらのホテルは人気が高く、満室で予約が取れないことも多いです。
宿泊客向け無料サービス
朝食
新千歳空港温泉(国内線ターミナル4階)利用
WiFi
ミネラルウォーター1本
日本国内ホテルの宿泊料金が高止まりしている昨今で、こちらのホテルの宿泊料金も以前より高くなっています。それでも、空港ターミナル直結ホテルとしては安い方だと言えます。
チェックインは14時からと早めですが、チェックアウト時間は11時とこちらも早めです。とはいえ、空港ターミナルのホテルなので宿泊するだけの方がほとんどでしょうし、問題なさそうです。
客室の様子(スタンダードシングル・滑走路ビュー)
さてお部屋に向かいます。客室はターミナルの滑走路側と反対側の2列に配置されています。シングルは全て滑走路側です。
入ってすぐ左がクローゼットスペース、右前に洗面・バススペース、奥がベッドルームです。
お部屋の広さは20㎡で広いとはいえませんが、寝るだけなら十分でしょう。32インチディスプレイと加湿空気清浄機があります。
テレビ台の下にはランドリーサービス(有料)の袋などが入っています。
枕元に集中コンソールがあります。コンセントとUSB充電ポートが後付けで設置されています。
ビジネスデスクです。引き出しには有線LANケーブルがあります。デスクの上には湯沸かしポットがあります。
ティーバッグがお茶とディルマのセイロンティー、ドトールのドリップコーヒーが用意されています。
冷蔵庫内には冷えたミネラルウォーター(無料)が入っています。いつも、ホテルの水は冷やしていただく私にとっては、あらかじめ冷やしておいてくれるのはありがたいです。
ウェットエリアです。トイレやバスもあるユニットバスタイプです。
バスタブもあり、シャワーはハンディタイプです。新千歳空港温泉を利用するなら、必要ないかもしれません。
シャワーアメニティはクラシエのZIRAです。洗面台の上に置かれています。
洗面スペースにはハンドソープとタオル、ドライヤー、アメニティ類があります。
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、ブラシ、ボディタオル、コットンセットなどがあります。
入り口脇にあるクローゼットスペースです。消臭スプレー、靴ベラ、靴みがき、リユースタイプのスリッパが収納されています。
窓の外は駐機場と滑走路が見えます。JAL側のターミナルビルなので、目の前に駐機しているのはJAL機ですね。
夜は滑走路のライトが闇夜に浮かび上がってきれいですね。
北海道は朝明るくなるのが早いです。目が覚めて外が明るかったので寝過ごしたと勘違いしたら、まだ4時前でした。まだ春ですよ。関西在住の私にとっては驚きの体験でしたね。
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朝食会場のレストラン
朝食は3階エレベーターホール横で提供されます。宿泊客は無料でいただくことができます(というか朝食代込みの宿泊料金設定です)。ルームキーを提示することで入室できます。
朝食 6:00~9:30 宿泊客無料
朝食会場は6時オープンです。新千歳空港は通常運用は7:00~22:00に制限されているので、超早朝便の設定はありません(国際線など一部例外はあります)。フライト前泊されている方は、みなさん朝食をいただくことができます。
無料なので、朝食会場はかなり混雑します。6:00のオープン前に列ができ、早い時には6:10くらいには入場待ちになってしまいます。6:30の国内線保安検査場オープンにチェックアウト時間を合わせたいなら、必ず6:00前から朝食会場前に並びましょう(逆に、焦ってチェックアウトしても6:30にならないと保安検査場を通過できません)。
新千歳空港ターミナルのレストランは、最も早い店舗でも7:20オープンです。早朝便搭乗のために朝食をいただけるのはここしかありません(コンビニなら7:00からオープンしています)。無料なので、ぜひ朝食を食べてから出発しましょう。
入室時に席確保用のカードが配られます(食べ終わったら裏返してテーブルに置いて退室)。朝食はビュッフェ形式ですが、すぐに席が埋まるので、席を確保してから並ぶ方がいいと思います。
すごい人の列だったので、メイン料理の写真はありません。こちらはサラダ類。
スイーツもあります。
ソフトクリームは子供受けしそうです。ソフトドリンク類、ホットドリンクサーバーもあります。
こんな感じでいただきました。タコのカルパッチョなど、無料朝食とは思えないくらい食事が充実しています。エッグステーションはありませんが、スクランブルエッグは提供されていました。
客室にキーコーヒーのホットコーヒーを持って帰れます。
早朝便に搭乗するために宿泊している方が多いので、6:00のオープン時には朝食会場がかなり混雑します。6:30までに食事を終えたい方は、必ず6時前にには列に並んでおきましょう。
ちなみに、10時以降のレストランは、有料ワーキングスペースになっています。
新千歳空港温泉を利用しよう
ホテル宿泊客は、新千歳空港温泉を無料で利用できます。新千歳空港温泉は大人2,600円もするので、無料で利用できるなら利用しないと損です。
営業時間 10:00~翌9:00
※ホテル利用客は22:45~5:00と8:00以降利用不可
ただし、エアターミナルホテル宿泊客は、23時のターミナルクローズ前にホテルに戻る必要があるので、22時45分に温泉を出る必要があります。ターミナルがオープンする5:00から利用可能ですが、宿泊客は8:00までに利用制限されているようです。
温泉利用される方は、チェックイン時に温泉無料利用券を手渡されます。何度も利用可能なのですが、利用毎にフロントでチケットを受け取る必要があります。
新千歳空港温泉は露天風呂、サウナ、休憩所(コミックたくさんあり)、お食事処などがあるスーパー銭湯のような施設です。テーマパークのように楽しめるので、無料なので是非とも訪問しましょう。
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まとめ
今回は2024年春に利用した、新千歳空港国内線ターミナルビルにあるエアターミナルホテルの宿泊記でした。こちらのホテルのメリットは、空港にあるので早朝便利用する際に便利なこと、朝食と温泉が無料ということです。
新千歳空港は7時から22時の運航時間制限があります。そのため、最終便で到着してもその後の足が十分あるのでホテルの後泊利用にはつながりません。早朝便の場合はホテルの前泊利用する方もいるでしょうし、実際に需要が多く予約できないことが多いです。
ただ単純に宿泊するだけでなく、ターミナル内を散策するのもおすすめです。新千歳空港のターミナルビルは温泉だけでなく、映画館やキャラクターグッズショップなどもあります。宿泊客なら時間を気にせずに楽しむことができますね。
最後に注意点です。23時から5時はメインターミナルがクローズするのでホテルから出ることができません。また、21時~6時はほとんどの店舗が運営していません。
あと、部屋の空調の調節はフロント管理になっているようで、客室毎に管理することはできません。私は暑がりなので、室温を下げられずに少し寝苦しかったです。
羽田空港のホテルと違い、格段に宿泊料金が安いのもメリットです。機会があればまた利用したいと思います。
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