【世界弾丸旅行2025】ハワイ編(1) 関西空港からハワイ・ホノルル空港へ JL792 ボーイングB787-9 プレミアムエコノミー 2025年春 

はじめに

今回の旅行記は2025年春のハワイ弾丸旅行です。

円安で少し人気が落ち着いているとはいえ、日本人にとってハワイは憧れのリゾートです。2025年の夏にハワイ訪問を考えていらっしゃる方も多いともいます。旅行計画の参考にしていただければと思います。

ハワイ・ホノルル線は国際線の中でも人気路線の一つで、特典航空券の発券ハードルはかなり高くなります。JALは2018年から特典航空券PLUSという割高チケットを導入したため、お得な特典航空券の基本マイル数で発券することがなかなかできなくなっています。特典航空券PLUSはJALマイルの価値を落としている最も大きな要因です。

2025年6月10日からJAL国際線特典航空券の必要マイル数がさらにアップしました。給料が減って、物価が上がって、マイル価値が減って、株価は下がって。最近、なんもええことありません。

そもそもJALマイルをJAL便に使うのが間違いなのでしょう。私は、キャセイパシフィック航空やフィンエアーの特典航空券に利用することが多いです。

そんな(とても利用しにくい)JALマイルですが、出発直前になると投げ売りのように必要マイル数が低くなることがあります。夏季や年末年始などの繁忙期だと期待できませんが、閑散期なら狙ってみてもいいかもしれません。

ホノルル路線に関していえば、羽田や成田発着の上位クラス席だと厳しいですが、関西便や中部便はねらい目になっています。今回、関西発便を出発10日前くらいに基本マイルで発券できたので、衝動購入してしまいました。

久しぶりのハワイ訪問旅ですが、相変わらず弾丸旅行になります。

スポンサーリンク


関西国際空港から出国 2025年に新設されたラウンジを楽しみます

今回利用するのは、めずらしくJAL運航便を特典航空券利用です。

関西空港第1ターミナルの4階、チェックインカウンターにやってきました。JALのカウンターは長蛇の列になっていました。

関西空港の国際線保安検査場にはFAST TRACKがありますが、利用基準が明確ではありません(航空会社によってまちまち)。対象者にはチェックイン時にFAST TRACK利用券がもらえますが、オンラインチェックインや自動チェックイン機ではもらえないという謎仕様です。ようは、「チェックインしてみなければわからない」というのが実情です。

この日の保安検査場はガラガラだったので、FAST TRACK利用券はいらない感じ。前回出国時とずいぶん違います。

自動チェックイン機でさっさと発券して搭乗です。10分後には国際線エアサイドに入っていました。

2025年春現在、関西空港第1ターミナルには下記のラウンジが運営されています。

関西空港第1ターミナルのラウンジ PP:プライオリティ・パス
エアロプラザ
KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA カード/PP対象
国内線保安検査後
ぼてぢゅう1946 Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU PP対象
ラウンジKANSAI 国内線航空会社共用ラウンジ
国際線保安検査後
カードラウンジ 「六甲」 北ウイング2階12番ゲート付近 カード/PP対象
カードラウンジ「アネックス六甲」 北ウイング2階中間駅付近 カード/PP対象
カードラウンジ 「金剛」 南ウイング2階29番ゲート付近 カード/PP対象
ANA LOUNGE 北ウイング2階15番ゲート付近 ANA運営2025年5月末クローズ
KIX Lounge Kansai 本館3階 ビジネスクラス共用ラウンジ
KIX Lounge Premium 本館3階 ファーストクラス共用ラウンジ
エアサイドラウンジ 本館3階22/23番ゲート付近 ドラゴンパス対象

私の訪問時は、ANAラウンジがまだ運営されていましたが、この記事の公開時にはクローズしていると思います。

JAL便の指定ラウンジはKIX LOUNGE PREMIUMです。JAL国際線の場合、プレミアムエコノミーでもラウンジが利用できます。さらに、関西空港だけのお得なメリットとして、JAL便搭乗時のラウンジは、利用クラスやステータスに関わらずファーストクラスラウンジ「KIX LOUNGE PREMIUM」が利用できるんです(エコノミークラスは除く)。

写真は以前訪問時のもの

KIX Lounge Premium(KIXラウンジ・プレミアム)はフードの一部をオーダー注文できます。

スパークリングワインとフード類をいただきました。

九条ねぎうどんを注文。

夜のKIX Lounge Premiumは、JALの国際線出発便が重なるので(ホノルル便とバンコク便)、想定されていたことですがラウンジ内がかなり混雑します。以前利用した際には5分もかからずに提供されましたが、今回は15分以上かかっていましたね。

シャワールームは2室しかありません。幸い、早めに出国してさっさとシャワーを利用できたので、夜行便の出発準備はばっちりです。ゲートに向かいましょう。

JL792便、ハワイ・ホノルル行きです。

ほぼ定刻に出発しました。

ハワイ・ホノルルへ JL792 B787-9 プレミアムエコノミー

JL792に搭乗です。

今回登場するのはプレミアムエコノミーです。ビジネスクラスの特典航空券はゲットできませんでしたが(満席だったので特典航空券PLUSもダメ)、なんとかプレミアムエコノミーを予約できました。

JALのB787-9プレミアムエコノミーはJAL SKY PREMIUMと呼ばれます。2-3-2の1列7席で、一般的なエコノミークラス3‐3‐3の9席に比べてかなり余裕があります。シートピッチは107cmもあります(エコノミーだと84cmくらい)。

JALの国際線エコノミークラスJAL SKY SUITEは2‐4‐2の1列8席なので、他社に比べてエコノミーでもゆったりです。

前の席の後ろには、12.1インチディスプレイ、テーブル、収納、ドリンクホルダー。

USB充電ポートも備わっていますが、JALの公式サイトの紹介と違い、ディスプレイの左下にありました。公式サイトによるとコンセントもあるらしいですが、見つけられませんでしたね。

アームレストの下にディスプレイのコントローラーやヘッドホンプラグがあります。

席にはクッション、ブランケット、めぐりズムのホットアイマスク、ヘッドホン、スリッパが用意されています。また、アメニティキットとして、歯ブラシ、モイスチャーマスク、アイマスク、耳栓が袋に入って用意されています。

JL792 プレミアムエコノミーのお食事とシートの感想

定常飛行になったところで、お食事の提供です。まずは、おつまみと飲み物ですね。

プレミアムエコノミーでは、エコノミークラスの飲み物に加えて焼酎やスパークリングワインをいただくことができます。せっかくなので、スパークリングワインをいただきました。銘柄はイタリアのBOTTEGAです。

プレミアムエコノミーのお食事は一種類なので選択はありません。

お食事
焼鳥丼
雑穀と野菜のサラダ 生ハム添え
フレッシュサラダ
ハーゲンダッツ アイスクリーム

お味噌汁もいただけました。

さて、食事が終われば、機内が消灯されて就寝時間です。中距離路線7時間40分のフライトです。羽田線より20分ほど所要時間が長いですが、ほぼ誤差範囲内ですね。

シートは前の席が後ろへ圧迫してこないし、レッグレストもあるのでエコノミークラスより圧倒的に快適です。ですが、私の体重だとお尻での圧迫感が否めませんね。

お尻のエアクッションとネックピローまで持ち込んでいましたが、快眠とはいきません。時々目を覚ましながら、フライトは進んでいきます。

ちなみに、ANAのプレミアムエコノミーと比較しての感想ですが、A380、B787-9、B777-300ERを利用したことがありますが、「どっちこっちない」印象です。

JALは目いっぱい背もたれを倒せるのですが、結局お尻の負担は一緒なんですよね。ANAは背もたれを倒すと後ろの迷惑になるのでほぼダメですが、幅がちょっとだけJALより広いらしいです。

やはりビジネスクラス以上のフルフラットシートに勝るものはありませんね。プレミアムエコノミーとビジネスクラスの間には厳然とした壁があります。

ANAだとホノルル線でも食事の選択ができたので、その点はANAの方がいいかもしれません。

消灯前に軽食が配られました。到着前の朝食用ですが、それぞれのタイミングでいただくことができます。アメリカ国内には持ち込めないので、食べちゃいましょう。

おおむね時間通りにハワイ・ホノルル到着しました。

ESTA2回目以降のアメリカ入国では、MPCアプリが利用できます。MPC(Mobile Passport Control)による入国審査を希望する場合は、①事前にアプリに情報登録し、②到着後にネットに接続、③自分の写真を撮影、④MPC用のレーンを通過する、の順に行います。

私は楽天モバイルを利用していました。ホノルル空港ではモバイルデータの通信状況が良くないです。空港内には無料WiFiもあるのですが、こちらもなかなかつながりません。かろうじて楽天モバイルの方がつながったので、何とか写真撮影しました。

パスポートコントロール近辺は写真撮影禁止です。

MPCレーンは一番奥の5番レーンになっていました。ちゃんと明示されています。正直なところ、ホノルル空港のMPCレーンは他のレーンと同じくらい長い列になっていて、審査も同じくらい時間がかかっていました。

従来は指紋と写真をとって終わりだったはずですが、MPCアプリで事前登録している内容をほぼすべてもう一度質問されました。私だけでなく他の方々も時間がかかっていたので、同じだったのでしょう。あまりMPCレーンのメリットが無かった印象です。

結局、入国審査を通過するのに80分くらいかかりました。繁忙期でないのにこの状態だと、下記の繁忙期はやばいですね。

ようやくハワイの地に降り立ちました。次回の記事に続きます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする