【ヒルトンホテル】名古屋観光ホテル エスパシオ, SLHホテル 宿泊記(1) 名古屋の老舗ホテルに設定されたタイムシェア型客室 2024年ヒルトンと提携

はじめに

2025年新春、名古屋観光ホテル エスパシオに宿泊してきました。

名古屋観光ホテルは戦前の1936年から営業している名古屋でも老舗のホテルです。1982年ごろより興和グループの傘下に入っています(ハワイの高級リゾート:エスパシオ・ザ・ジュエル・オブ・ワイキキと同じホテルグループになります)。

2021年、エスパシオ・タイムシェアリング・フォーアーバンと名付けられたフロアが9~11階(54室)に設定されました。タイムシェア型客室として販売されています。2023年には18階に専用ラウンジも設置され、よりサービスが充実するようになりました。

一般宿泊も受け入れていましたが、2024年9月にSLHと提携を開始しました。それに先立つ2024年7月にSLHとヒルトンが提携したため、ヒルトン予約サイトから名古屋観光ホテル エスパシオが予約可能になっています(エスパシオフロアのみです)。

2025年現在、日本でSLHに加盟しているのは以下のホテルです。

カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス(北海道)
ハイノベルティカルヒルズ・ニセコビレッジ(北海道)←ヒノデヒルズから改称?
シャレーアイビー定山渓(北海道)
軽井沢プリンスホテル・イースト(長野)
東京ステーションホテル(東京)
ホテル雅叙園東京(東京)←2025年10月1日より休館予定
ザ・タワーホテル・ナゴヤ(愛知)
名古屋観光ホテル・エスパシオ(愛知)

志摩観光ホテル ザ ベイスイート(三重)
そわか京都(京都)
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド(兵庫)
サンカラホテル&スパ屋久島(鹿児島)
ザ・シギラ(沖縄)
シギラベイサイドスイート・アラマンダ(沖縄)
ホテル・シギラミラージュ(沖縄)
ザ・テラスクラブ アット ブセナ(沖縄)

2025年4月現在、上記ホテルのうち太字のホテルだけ(9施設)がヒルトンサイトから予約可能になっています。いずれもラグジュアリーかつ有名なホテルばかりです。今後の展開に期待されます。

SLHとヒルトンの提携はかなり緩く、ヒルトン・オーナーズ・ステータス会員特典は限定的です。今回、ヒルトンとSLHが提携したのを機に、宿泊してみることにしました。

私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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ホテルへのアクセス

名古屋観光ホテルは愛知県名古屋市の街の中心地である栄地区にあります。JR名古屋駅からは少し距離があり、1.5km程度・徒歩15分くらいです。歩けなくはないですが、荷物が多いと大変かも。

最寄り駅は栄駅ではなく伏見駅になります。名古屋市営地下鉄の駅です。鶴舞線と東山線が乗り入れています。

名古屋駅からのアクセスの場合東山線で1駅です。

名古屋駅から来た場合、伏見駅の1番ホームに到着します。ホーム正面の改札から出て、出口10を目指します。

まずはホーム目の前の改札に向かいます。

改札を出たら左折し、出口10から出ます。

エスカレータを昇り、左折し、階段を昇ります(エレベータも横にあります)。

階段を昇り切ったらUターンして南方向に進みます。

すぐ目の前にある交差点を東へ(錦通)曲がります。

曲がってすぐ左前方に見えるホテルです。駅から徒歩3分くらいの好立地です。

駐車場は地下にあり、宿泊者は無料です(250台)。

チェックインとダイヤモンド会員特典

ホテルに入ります。

1階ロビーですが、フロントは1階ではありません。

フロントは6階です。ただし。エスパシオフロア宿泊客は、エスパシオラウンジでチェックインになります(エスパシオラウンジ運営時間外<22時~7時>はフロント6階です)。

エスパシオラウンジは18階になります。ラウンジの受付でチェックインしていただけます。

客室 54室 (9~11階)
スーペリアダブルルーム(36㎡)
スーペリアツインルーム(42㎡)
デラックスダブルルーム(48㎡)
デラックスツインルーム(44㎡)
スイートルーム(63㎡)

最も安いスーペリアダブルで予約しました。2025年現在、有償宿泊だと1泊50,000円くらいから、ヒルトン・オーナーズポイントだと60,000ptsくらいから宿泊可能です。

当時の私はダイヤモンド会員でした。デラックスダブルルームにアップグレードされていました。約18,000円くらいお得になったようです。

ダイヤモンド会員特典
・ポイント+100%
・部屋のアップグレード(空室状況次第)

・無料朝食(2名まで)

ヒルトンとSLHブランドとの提携はかなり緩く、オーナーズ会員としてのサービスは限定的です。朝食無料(同伴1名含む)・客室アップグレード、レイトチェックアウト、ヒルトン・オーナーズ・ポイントの特典宿泊は利用可能です。

エグゼクティブラウンジは規約上利用不可になっていますが、エスパシオフロア宿泊客はもれなくエスパシオラウンジアクセス権が付帯するので安心してください。

客室の様子(エスパシオフロア デラックスダブルルーム

客室に向かいましょう。エレベータの使用にカードキーは不要ですが、エレベータホールから客室エリアに入るためにはルームキーが必要になっています。

客室エリアです。

客室に入ります。正面が寝室エリア、右手にキッチンエリアがあります。寝室に向かう通路の両側にクローゼットがあります。

キッチンエリア

まずはキッチンエリアです。長期滞在型のお部屋なので、IHクッキング、シンクがあります。

シンク側には食器類、ティーバッグ類、アイスペールなどが収納されています。

オーブンレンジ、冷凍庫付きの冷蔵庫もあります。

ネスプレッソマシン、湯沸かしポット。

冷蔵庫内のミニバーは自由にいただくことができます(無料です)。

クローゼット

客室入り口から入って左手にあるクローゼットです。左側がシューズラックになっています。

右側には消臭剤、シューブラシ、靴ベラ、セイフティボックスが用意されています。下の収納にはナイトウェアが入っています。

さらに下にもナイトウェアです。

リビング・ベッドエリア

寝室スペースに入ります。入ってすぐ正面はビジネスデスク、ラゲッジラックがあります。

部屋の中央にベッド、奥にはテーブル&ソファセットがあります。さらに右奥にウェットエリアがあります。

広々としたお部屋です。

ターンダウン後には、ナイトウェアとアイマスクが用意されます。

ベッドわきには集中コンソールがあり、コンセント、USB充電ポートがあります。

ビジネスデスク上には、お茶のセット、ミネラルウォーターの紙パック、Bluetoothスピーカー、お菓子(バターどら焼き、花どら)が置かれていました。

サイドテーブルのBluetoothスピーカーには、USB充電ポートがあります。

電話、メモ帳もあります。こちらにもコンセントとUSB充電ポートがありました。コンセントはいずれも日本のもので、ユニバーサルタイプではありません。

窓の外の景色です。目の前は下園公園です。

夜にはライトアップされた公園が浮かび上がります。

ウェットエリア

ウェットエリアです。左手が洗面スペース、正面がトイレ、右奥がバスルームです。右側にも収納があります。

収納には乾燥機付き洗濯機があります。至れり尽くせりですね。

洗面スペースです。引き出しにはヘアアイロンやドライヤーが入っていました。

アメニティはブルガリです(石鹸もブルガリです)。他にも、コットンセット、スキンケアセット、歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、ボディタオルなどが用意されています。

バスルームです。広いバスタブとハンディタイプのシャワーがあります。体を洗うスペースは広めに確保されています。

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まとめ

今回は2025年新春に利用した、名古屋観光ホテル エスパシオ, SLHホテルの宿泊記でした。名古屋中心部にあってセントレアや名古屋駅からのアクセスも良好で、観光拠点として優秀です。

老舗ホテルの運営する新しいタイムシェア施設で、丁寧で上質なサービスとゆったりくつろげる専用ラウンジを提供していただけるので、ホテルから出るのが億劫になりそうなくらい贅沢な空間です。

タイムシェア施設らしいキッチン設備などが完備されていますが、ラウンジがあるので利用する機会もあまりないですね。これだけの高級ホテルに宿泊するのですから、観光よりホテルライフを楽しみたいところです。

次回はエスパシオラウンジなどの情報を中心にアップさせていただきます。

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