【マリオットホテル】フェアフィールド・バイ・マリオット三重熊野古道みはま 宿泊記

はじめに

海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、今回は国内ホテルの宿泊記をアップさせていただきます。

2020年秋に宿泊したホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜」の模様をアップさせていただきます。

2023年11月「フェアフィールド・バイ・マリオット三重熊野古道みはま」に改称

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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駅からホテルへ

今回はフェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜に宿泊してきました。マリオット系ホテルの中では宿泊特化型でカジュアルなフェアフィールド系列のホテルになり、リーズナブルなセレクトのカテゴリーになります。マリオットグループ内のカテゴリーは2020年10月現在で4です(8段階で上から5番目)。

こちらのホテルだけでなく、積水ハウスとマリオットが共同で、全国の道の駅に隣接するように多数のホテルを開業しています。積水ハウスの「Trip base style」というキャンペーンの一環です。

その名の通り、三重県の南牟婁郡御浜町にあります。

最寄り駅はJR東海の紀勢本線阿田和駅になります。駅から徒歩3分程度です(公式では1分ですが、それはたぶん無理)。という風に書くと交通の便がいい場所と考えてしまいますが、そこはローカル線、なかなかたどり着けません。

私は関西圏居住なので、大阪出発で見てみましょう。近鉄伊勢志摩ライナーとJR東海「特急南紀」を乗り継いでも5時間30分くらい、JR西日本の阪和線~きのくに線「特急くろしお」を乗り継いでも5時間30分くらいかかります。

大阪から見ると、紀伊半島のちょうど反対側になるので、東回りでも西回りでも最も遠い位置になります。また、阿田和駅にたどり着きにくい理由は、特急の停車駅で無いことに尽きます。

時刻表では普通列車が2時間に1本くらい、なかなかのローカル具合です。JR熊野市駅かJR新宮駅で1時間くらいの乗り換え時間を覚悟しましょう。そもそも5時間あったら東京でも、北海道でも、沖縄にだって行けちゃいますよね。

ちなみに、名古屋からも5時間前後、東京からだと7時間近くかかります。

さて、駅からホテルに向かいましょう。駅からホテルはすぐです。まずは駅前のロータリーに出ます。

左奥に見えるのは、ホテルの横にある焼肉屋さんです。写真の右奥には道の駅があります。目の前の左側の歩道橋を昇っていきましょう(歩道橋を昇らなくてもたどりつけますが、わかりやすいので)。

歩道橋から右手を見ると、道の駅が見えます。歩道橋を道なりに歩き、最初の角を左に曲がります(曲がらずに歩道橋をまっすぐ国道を渡っていくと、七里御浜に出ます)。

もう左手にホテルが見えていますね。歩道橋下の歩道を歩いてもたどり着けますが、歩道橋が邪魔でわかりにくくなるので、最初は歩道橋を歩く方が無難です。走れば1分くらい、普通に歩けば3分程度です。

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車でのアクセス

電車の利用は大変なので、現地での交通手段を確保する意味でも、車で行くのが妥当でしょうか。大阪から3時間30分~4時間くらいです。三重県松坂市方面から向かうのが最も早いですが(ほぼずっと高速道路で行けます)、和歌山県田辺市~国道311号線~新宮市経由でもそれほど変わりません(半分くらい一般国道を走ります)。ナビによっては、最短ルートで大阪から国道169号線を通るルートが出てきますが、かなり大変なのでやめておきましょう。

カーナビはJR阿田和駅にセットすればOKです。国道42号線沿いで、阿田和駅のすぐ東北側(津市側)にホテルがあります。津市側からみて、ホテル、JR阿田和駅、道の駅、スーパーオークワの順に並んでいます。

平面駐車場があり、駐車は無料です。20台くらいは駐車可能です。

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フロントでチェックイン

さあフロントに向かいましょう。ちなみに、入り口は午前1時~6時は施錠されますが、ルームキーをかざすと出入り自由です。

フロント横にドリンク、軽食が販売されています。飲み物以外はセルフ購入方式です。注意点として、こちらのホテルでは現金は使用できませんので、クレジットカードや交通系カードを用意しましょうGoToトラベルの地域共通クーポンも利用できません)。宿泊料金は先払いです。

最も安いスタンダードルームを予約していました。現在の私のマリオットステータスはゴールドです。ポイント以外のメリットはありません。こちらのホテルはスタンダードしか部屋がありませんので、アップグレードはありません。

こちらのホテルでは朝食を提供していません。徒歩圏内に道の駅がありますが、19時頃には閉店してしまいます。コロナ禍がなければ道の駅でレストランが運営しているようですが、2020年10月現在、お休みしているようです。

道の駅に隣接してスーパーオークワがあり、こちらは22時まで営業しています(2020年10月現在、オークワでGoToトラベルの地域共通クーポンは利用できません)。車で3分程度和歌山側に走ればファミリーマートが、津市側に走ればローソンがあります。

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お部屋の様子(スタンダートキング)

エレベーターに乗ってお部屋に向かいます。ホテルは3階建てで、全てのフロアに客室があります。エレベータの利用にルームキーは不要です。

さて客室に入りましょう。

ちょっとわかりにくいですが、ルームキーを取っ手の上にあるセンサーにかざすと鍵が開きます。

スタンダードキングルームです。和の雰囲気のお部屋です。新築ですからとてもきれいですね。床は木ではなく、木目調フロアシートです。

参考までに、上の写真は、フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波のスタンダードルームです。ほとんど内装が一緒ですね(ただし、大阪難波の床は木製フローリングです)。フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮など、積水ハウスの手がけたフェアフィールド・バイ・マリオットホテルは、内装を統一しているようです。

入室して左手に、クローゼット設備が置かれていました。

ひとりで宿泊するには十分広いお部屋です(25㎡)。ベッドが広く、目いっぱいくつろぐころができます。

枕元にはコンセントに加えてUSBの電源があります。

ソファの横には無料のミネラルウォーターやポット、冷蔵庫があります。

部屋の中央に洗面スペースがあるのは珍しいですね。

歯ブラシ、ブラシ、カミソリなどのアメニティがそろっています。洗面台の下にはタオルとドライヤーが置かれています。

右手の扉を開けるとシャワーがあります。ボトルのリンスインシャンプーとボディーソープが備えられています。椅子があるのは楽ですね。バスタブはありません。シャワーの水圧が十分です。

トイレの床も木目調です。落ち着いた印象を感じます。

窓の外は、ホテルの前を走る国道42号線です。向こう側にある松林のさらに向こう側には七里御浜の海岸が広がります。

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ホテルの設備

チェックイン時にホテル設備の案内が手渡されました。なお、こちらのホテルにはレストランやフィットネスジムはありません。

ロビーラウンジ

1階には広いロビーラウンジスペースがあります。宿泊客は自由に利用できます。

ウッド調の新しくて広いロビーです。シティーホテルでよく見かける有料喫茶のサービスはありません。

ホットコーヒーとお湯が自由に使えるサーバーがあります。

紅茶のティーパックもありますね。セルフサービスですが、無料でいただけます。

私も1杯いただきました。

製氷機、オーブン、レンジ、食器洗いスペースなどが設置されています。食事の販売はありませんから、食べ物を持ち込んで利用することができます。

ランドリー

1階にランドリーがあります。洗濯40分300円、乾燥20分100円で、こちらは現金が必要です。両替機も設置されています。

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その他

七里御浜

ホテルから国道を挟んで向こう側に、長い海岸が映える「七里御浜」があります。ウミガメの産卵などでも有名なようです。ホテルから徒歩3分程度で、歩道橋を渡って行くと安全です(国道はスピードを出している車が多いので、徒歩で渡るのは少し危険です)。

松林を抜けて少し降りていくと、まっすぐな海岸が広がっています。私が訪問した時は天候が悪いですが、天気がいいと雄大な景色を見ることができそうです。

夏には花火大会の会場になることもあり、そのときには大勢の方が押しかけると思います。ただし、遊泳禁止地域なので、せっかくの浜辺ですが海水浴できないのが残念です。

ホテルオープンしたばかりです

こちらのホテルは2020年10月12日にオープンしたばかりです。私が訪問したのも10月ですから、たくさんのお祝いのお花が飾られていました。

オープニングキャンペーンで、記念バッグが配布されていました。

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まとめ

今回は2020年秋に利用した、フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜の様子をアップさせていただきました。伊勢方面からは距離がありますが、熊野古道周辺の観光地へのアクセスはいいと思います(ただし車が必要です)。

宿泊特化型のシンプルなホテルで、マリオット系ホテルの中では比較的リーズナブルな価格帯で利用できます。とはいえ、この地域のホテルは宿泊費が安く、和歌山県那智勝浦町まで行けば、おいしい夕食も込みで安く宿泊できます。今回のホテルの利点は新しいことに尽きますが、将来的に建物が老朽化してくると厳しいかもしれません。

宿泊特化型ホテルなので、宿泊機能以外はほとんどありません。コロナ禍の影響で、道の駅のレストランが運営しておらず、少し不便さを感じてしまうかもしれません。

実は、今後、紀伊半島に数多くのフェアフィールド・バイ・マリオットホテルの開業が予定されています。三重おおだい、和歌山串本、和歌山すさみが2021年に開業予定となっています(和歌山の田辺中辺路も開業予定でしたが、2020年に入って情報が途絶えており、開業中止かもしれません)。これらのホテルを、サイクリングやバイクで順に巡るツアーなどはいいかもしれません。

マリオット愛好者にとっては、ラウンジはないので、上級会員のメリットは乏しいかもしれません。宿泊の価格帯が安いとはいえ、プラチナチャレンジ(プラチナ会員を目指す修行)には大阪・名古屋から遠く、利用機会が限られてしまうホテルです。

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コメント

  1. マルリン より:

    こんばんは。ランキングからきました。私も旅好きですが、コロナ
    から行けてません。こちらのブログ写真から、三重の空気を味わってます。
    ありがとうございました。

    • RTW-tabizuki より:

      こんにちは、マルリンさん。訪問ありがとうございます。

      もう少し天気が良ければ写真映えしたのでしょうが、少しでも旅行気分を味わっていただければありがたいです。
      海外旅行もできませんし、いろいろ大変な日々ですが、
      以前のように旅に出れる日が来ればいいですね。

      またの訪問をお待ちしております。