【マリオットホテル】シェラトン北海道キロロリゾート 宿泊記(現 クラブメッド・キロロピーク)

はじめに

今回は2019年の冬に訪問した「シェラトン北海道キロロリゾート」の模様をアップさせていただきます。

海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。マリオットエリート特典に関してもアップさせていただきます。

今回訪問するキロロリゾートは、スキー場が併設されているリゾートホテルです。そして、スキーシーズンに訪問することができました。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

2022年4月でいったん営業を終了してマリオットグループから脱退し、2022年12月より「クラブメッド・キロロピーク」としてリブランドオープンしています。

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空港・駅からホテルへ

シェラトン北海道キロロリゾートに宿泊してきました。マリオット系ホテルの中核ホテルグループであるシェラトン系列のホテルで、プレミアムのカテゴリーになります。マリオットグループ内のカテゴリーは2020年2月現在で5です(8段階で上から4番目)。3月以降は6にランクアップする予定です。

シェラトン北海道キロロリゾートは北海道余市郡赤井川村のキロロリゾート内にあります。

交通手段としては、レンタカー、札幌・小樽よりバス、新千歳空港よりバスがあります。バスはいずれも事前予約が必要な有料路線です。北海道はバス路線の所要時間がムチャクチャ長い路線が多く、空港からキロロまでだと2時間ぐらいかかります。キロロには、マリオット系の「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」があり、バスはそちらに寄ってから5分程度でシェラトンに向かいます。

正面入り口より入って右手にフロントがあります(左手はスキー施設のマウンテンセンターになります)。上記写真は、右手奥側から入り口方面を見ています。

繁忙期のシェラトン北海道キロロリゾートは、人手がいなくて忙しいみたいです。ポーターさんもいらっしゃらないので、荷物は入り口にあったカートで自分で搬送です(スノーボードグッズも一緒だったので、けっこう大変でした)。

お客さんは中国などのアジア系が多く、日本人は4割程度でしょうか。欧米系の方も少数いらっしゃいました。スタッフさんもアジア系の海外の方が多かったです。名前から、ベトナムやタイの方が多い印象でした(いや、私の勘違いかもしれませんけどね)。

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チェックインとプラチナ特典

シェラトン北海道キロロリゾートの客室は1階~5階で、クラブレベルやクラブラウンジはありません。スイートルームの設定は数室あるようです。

今回利用したのは冬の繁忙期です。マリオットの公式サイトからはすでに満室の表記でした。他のトラベル予約サイトもほぼ全滅でしたが、航空会社系パッケージで宿泊を確保することができました(通常に予約するよりお高くつきました・・・)。予約していたのは、最も安いスタンダードルーム(ツインベッド)のお部屋になります。

今回はマリオットサイトを経由せずに予約をしたので、チタン会員特典は利用できませんでした。ホテルによっては予約経路にかかわらずマリオット特典を受けることができますが、こちらのホテルはダメのようです(マリオットボンヴォイ制度の登場とともに、会員規約も変更になっています、残念)。

ーウェルカムアメニティのクッキーですー

ちなみに、チタン(プラチナ)特典は、ちまたの情報によりますと、

①イブニングカクテル2名分(17:30-19:30 ロビーラウンジ)
②ウェルカムアメニティー(朝食2名 or マリオットポイント1,000pt or クッキー12枚)

③ハイスピードインターネット
④無料アップグレード
⑤レイトチェックアウト

などがあります。

ーイブニングカクテルの会場となるロビーラウンジー

イブニングカクテルはおつまみ程度(ポテトチップスやオリーブなど)のフードしかつかないので、夕食の代わりにはならないようです。無料アップグレードがなかったのは残念ですが、それ以外はそれほど残念な結果ではありませんでした(もともと朝食付きのプランでしたし)。

こちらのホテル「シェラトン北海道キロロリゾート」は、マリオット系ホテル「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」、分譲型コンドミニアム「Yu・Kiroro」と一体で運用されています。シェラトン宿泊者は「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の施設のほとんどを利用可能です。

上記の関連の施設へは、無料連絡バスがあり数分で到着します。ただ、日中は30分に1本しかないんですよねえ・・・(17時~21時は15分毎にバスが出ます)。

特に、トリビュートホテル横のキロロタウンにあるプールとフィットネスセンターは無料で利用できます。また、キロロリゾート内のほとんどの施設で、部屋付けの利用が可能です(トリビュートホテルのレストラン利用でもシェラトンに部屋付けできます)。

キロロリゾート内でシェラトン宿泊者の利点
・シェラトン(マウンテンセンター)への無料送迎バス利用
・マウンテンセンター内の大浴場無料利用
・キロロタウンのプール無料利用 温泉優待料金利用
・シェラトン、キロロタウン、マウンテンセンター、スキー場内で、レストランやショップの支払いが部屋付け可能(リフト券など一部不可)

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スタンダートツインルームの様子

お部屋のようすです。テレビの奥に机が設置されています。寝室のみで、荷物の多いスキーシーズンにはやや手狭かもしれません。枕元には時計やUSB充電用の端子がありました。コンセントはテレビ側以外は、一方のベッドの枕元のみでした。

ミネラルウォーター、パックコーヒー、ティーパック、ポットなどが用意されています。奥の机にあるのは加湿器です。

テレビの下には、グラス類があります。

冷蔵庫の中は空っぽです。チルドスペースはありますが、冷凍スペースはありませんでした(冷凍だと思ってアイスクリームを入れてたらとけちゃいました)。

浴衣も入っています。他にも引き出しがありますが、からっぽでした。

洗面スペース内にクローゼットがあります。無地のスリッパ、金庫などがあります。ホテルの紙袋は用意されていません。

洗面スペースにカミソリ、歯ブラシ、ボディーワックス、クシ、ドライヤー、ハンドソープなどが用意されていました。

洗面スペースの奥には、トイレとバスが一体化したユニットバスです。クローゼットの中はこんな感じ。ホテルの紙袋はなかったですね。

窓の外は駐車場側だったので、映える景色というわけではなかったです。

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ロッカールーム<地下1階>

地下1階に宿泊客用のスキー用ロッカールームがあります。各部屋に1つの無料ロッカーと、チェックアウト前後に利用する有料ロッカー(300円)があります。宿泊客以外はこちらのロッカーは利用できません。こちらのホテルでは、チェックアウト前後に荷物を無料で預かってもらえるサービスはありません。また、荷物の宅急便(クロネコヤマト)受付や、ホテルあてに送った荷物の受け取りもこちらになります(8:30-16:30 有料)。

有料ロッカーはスキーもスノーボードも収納できませんが、大き目のスーツケースが1つ収納可能です。チェックアウト後はとにかくスキーをしていろということでしょうかね。男女別の更衣室やトイレも併設されていますが、自室で着替えたほうが便利だと思います。ロッカールームはゲレンデと直結しておらず、1階に階段あるいはエレベータで昇る必要があります。

スキー環境について
スキー場は目の前なので、スキーヤーにとってすごく便利です。系列ホテルに「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」がありますが、メインのゲレンデまで距離があります(一応、リフトで直結しています)。本気でスキーをする方にはトリビュートよりシェラトンがおすすめです。
ちょっと残念なのは、キロロスキー場はリフト運営時間がとても短いことです。ほとんどのリフトは朝9時から昼の15時までしか運行しません。ほんの一部のリフトだけ19時30分まで運営しています。

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ホテルショップ

営業時間 8:00-22:00

ホテルの1階、フロントの正面に売店があります。おみやげがほとんどですが、カップ麺などの食料品やスキーグッズも置いています。でも食事として使えるのはカップ麺のみですね。スキーグッズは、となりの建物「マウンテンセンター」のショップの方が充実しています。

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ロビーラウンジ

営業時間 8:30-21:30

ホテルの1階、フロントの前にロビーラウンジがあります。席数は多くはありません。飲み物と簡単なおつまみ程度はいただけます。お食事になるようなものは提供されていません。

奥のレストラン「ビュッフェ リビエルージュ」の受付と共用になっています。また、17:30-19:30は、プラチナ以上のマリオット会員向けの無料ラウンジサービスが提供されます。

趣のある薪ストーブの席もあります。

プラチナ会員以上なら、レストランで申し出ると20%オフ、ゴールド会員で15%オフ、通常会員とシルバー会員で10%オフです(家族分もオフされます)。

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ビュッフェ リビエルージュ

営業時間 朝食 6:45-9:30 夕食 17:30-21:00

ホテルの1階、ロビーラウンジの奥にあります。ゲレンデサイドのレストランなので、スキーゲレンデを眺めながら食事をいただけます。

ランチ営業はありません。ランチの時間帯には、となりの建物「マウンテンセンター」のレストラン「カフェテリア ルミエール」の一部として運営されます(レストランの入り口が隣の建物側になります)。

朝食

朝食はビュッフェ形式で運営されます。大人2,720円(税込)、4歳から12歳は1,800円(税込)、3歳以下は無料。マリオット公式サイトで予約したプラチナ会員以上なら2名無料です。

また、マリオット系ホテルの朝食で割引が効くことは少ないのですが、こちらのホテルでは割引が有効です。プラチナ会員以上なら、レストランで申し出ると20%オフ、ゴールド会員で15%オフ、通常会員とシルバー会員で10%オフです(家族分もオフされます)。お部屋付けにした場合、チェックアウトの精算時ではだめです。

メニューを紹介していきます。

和食としてごはん、おかゆ、みそ汁、カレー、向こう側にはサラダ類と北海道の牛乳です。

筑前煮、だし巻き卵、サバの塩焼きですね。翌日は肉じゃが、西京焼きなどになっていました。

ベーコン、ハム、ウインナー、スクランブルエッグなど。うどんの提供もされています(翌日はそばになってました)。

ごはんのおともたち。明太子やナスの漬物などです。自家製豆腐もあります。

納豆、海苔など。

サーモン、ハム、チーズなど。

エッグステーション。目玉焼きは焼き立て、オムレツは具を指定できます。

ロールキャベツ、ハッシュドポテト、パンプキンスープなど。翌日にはコーンスープになっていました。

コーンフレーク類、パンケーキ(翌日はワッフル)、パンプディング、クロワッサンなどのパン類です。

なんとドーナツがあります。子供には人気が出そうです。

フルーツコンポート、白桃のコンポート(翌日には黄桃のコンポートでした)、ライチやバナナなどのフルーツ類、ヨーグルト、ソフトクリームやそのトッピングのチョコレート類があります。デザート系も充実です。

ホットドリンクサーバー、ホットティー類など。

リンゴ酢、デトックスウォーター、オレンジジュース、リンゴジュースなど。

ソフトドリンクサーバー、野菜ジュース、トマトジュースなど。

値段の割にメニューの充実した朝食だと思います。他のマリオット系ホテルと比較して、値段が抑えられて内容がいいです。冬山を眺めながらの朝食はおすすめです。

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夕食<しゃぶしゃぶビュッフェ>

夕食はじゃぶしゃぶビュッフェになります。大人5,550円(税込)、4歳から12歳は3,801円(税込)、3歳以下は無料。プラチナ会員以上なら、レストランで申し出ると20%オフ、ゴールド会員で15%オフ、通常会員とシルバー会員で10%オフです(家族分もオフされます)。お部屋付けにした場合、チェックアウトの精算時ではだめです。

ただし、繁忙期などでは微妙に値段が変わります。私が利用したのも繁忙期なので、値段が1.4倍ぐらいに設定されていました。

しゃぶしゃぶビュッフェですから、基本はしゃぶしゃぶです。2種類のスープを選べます。昆布だしと味噌だしを選んだのですが、なぜか味噌がマーボーだしになってました。ま、おいしかったからいっか。

肉類は、牛肉、豚ロース、豚カルビ、ラム肉など。黒毛和牛やカニなどは、別途有料でした(1皿1,500円くらい)。ほたて、鮭の切り身、つみれ、白滝、中華麺などもありました。この日限定で焼いたほたても提供されていましたね。

ウインナー、えのき、白菜、もやしなどの野菜類も並べられています。

お寿司、スープカレーなど。

ブリ刺しもあります。ブリしゃぶにもできました(いただきました)。

鶏唐揚げ、野菜など。

しゅうまいや豚キムチチーズ。

サラダ類。

パン、チーズ類。

ハムやパスタサラダなど。

しゃぶしゃぶ用のつけダレも種類がいろいろ用意されています。

ウーロン茶、オレンジジュースなど。アルコールは当然有料です。

せっかくですからビールもいただきました。こういうときは地ビールですよね。小樽ビールのピルスナーを注文です。

ソフトドリンクサーバーもあります。

ホットドリンク類も用意されています。ノンアルコール類が無料で提供されているのは良心的ですね。

子供用のメニューも提供されていました。

プチケーキやフルーツなどのデザート類も充実です。

フルーツゼリー、チョコレートファウンテンなど。ソフトクリームもあります。

メニューは充実していますし、料理としても文句はないのですが(いや、カニが無料でほしかったかなあ)、繁忙期価格に見合っているかというと、微妙ですね。通常期価格なら納得なのですが。キロロリゾート近辺の徒歩圏内にコンビニもレストランもないので、夕食はホテル関連のレストランでいただくしかありません。

シェラトンにはもうひとつレストラン北帰(和食コース料理)があります(営業時間 11:30-14:30(金・土・日・祝日のみ)/17:30-21:30)。マリオット会員割引が適応可能です。

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まとめ

今回は2019年冬に利用した、シェラトン北海道キロロリゾートの模様をアップさせていただきました。スキー場のゲレンデにあるので、スキーには便利ですが、周囲の建物はスキーのためのロッジ「マウンテンセンター」しかないので、スキーばかりする方にはおすすめですが、スキー以外のことに楽しみを期待するなら、系列ホテルである「キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道」の方がおすすめです。

冬のこちらのホテルはスキーをしないと意味がないです。というか、スキーばかりする方にこそお勧めするホテルですね。冬場の宿泊料金はかなり跳ね上がるので、冬に宿泊するならマリオットポイントで予約するのがおすすめです。ただし、2020年3月以降はランクがアップして、必要なポイント数が上昇しています。

今回はキロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道に宿泊していませんが、そちらも訪問しましたので、今後それらの情報もアップしていきたいと思います。

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