【世界弾丸旅行2023】北欧編(5)エストニア・タリン空港からフィンランド・ヘルシンキ空港へ ノルディック・リージョナル・エアラインズに搭乗 国際線なのにプロペラ機です

はじめに

今回は2023年北欧弾丸旅行の記録 第5弾です。前回の記事までに、成田空港からフィンエアーでフィンランドのヘルシンキ空港へ、ヘルシンキから航路で対岸にあるタリンに至り、タリンの旧市街を観光しました。

今回はエストニア・タリン空港に向かいます。

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旧市街からエストニア・タリン空港(Lennujaam)へ

エストニア・タリンの旧市街観光を終えて、タリン空港に向かいます。

旧市街のヴィル門から出て東に5分程度歩き、トラムのHobujaama駅に到着しました。

こちらの駅では、トラムの全ての路線が停車します。空港に向かうのは路線4のLennujaam行きに乗車しましょう(所要時間15~18分)。1時間7~10本と本数が多く、1つぐらい逃してもどんどんきます。時刻表は公式HPのtimetablesが便利です。

(バス路線2の方がA. Laikmaa・Lennujaam間の所要時間9~14分と早いですが、便数は1時間に2~3本しかありません)。

乗車の仕方はバスと一緒で、タリンカード、スマートカード、購入済みのQRコードなどをオレンジの端末でスキャンすればOKです。現金の場合、運転手に申し出て直接支払いが必要です。降車時は降車ボタンを押しましょう。

Hobujaama駅付近は乗客も多く立っている方も多いですが、空港が近づくとガラガラになってきます。

終着駅Lennujaamに到着しました。

タリン空港に入ります。トラムが停車する場所は空港の北の端です。

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コンパクトでスタイリッシュな空港 タリン空港

トラム停留所とメインターミナル・正面入り口は距離があります。ターミナル前を歩いて行ってもいいのですが、寒いので通路を歩きましょう。

メインターミナルに入ります。

保安検査前エリア

入ってすぐがチェックインフロアです。左手にR-kiosk(いわゆるキオスク・コンビニ)があり、保安検査前エリアの唯一のお土産ショップです。タリン市内交通(バス・トラムなど)に利用できるスマートカードも購入できるはずです。

チェックインカウンターや保安検査場はターミナルの南端になるので、とにかく歩きます。

左側のインフォメーションの向こう側に機内荷物預けカウンターが並んでいます。右側には自動チェックイン機です。

タリン空港のチェックインや荷物預けは出発の2時間前にスタートです。それより早く保安検査場に向かうには、自動チェックイン機を利用しましょう(荷物を預けられませんが)。ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、フィンエアーが対応しています。

一番南端にチェックインカウンター、カフェ、保安検査場があります。保安検査前のエリアはこれだけ。シンプルな空港です。

チェックインして保安検査場を通過します。バーコードをかざして入場しました。今回利用する便はノルディック・リージョナル・エアラインズ(Nordic Regional Airlines)です。地元ではNorraとも呼ばれています。

フィンエアーの子会社でワンワールドアライアンスに加盟しています。便名はフィンエアーと同じAY便となります。ワンワールドのサファイア会員以上の方が利用する場合、ラウンジ利用が可能です。また、預入荷物も無料で1個増やすことができます。

2023年現在、タリンから出発する非シェンゲン加盟国便はジョージアの週1便のみです。それ以外のすべての便はシェンゲン加盟国に向かう便なので、出国審査はありません。

保安検査通過後エリア

保安検査場を通過して免税店エリアを抜けます。

免税店エリアを抜けて右に曲がると搭乗ゲート群です。

左にある階段を昇るとビジネスラウンジです。

航空会社アライアンスの上位会員あるいはプライオリティ・パスなどで利用できます。

搭乗ゲートへ向かう通路です。木目調の床が日本人には親近感がわきます。

一方で、搭乗ゲート前はややファンキーな感じですね。ショットバーのような雰囲気です。マリオット系ホテル「Moxy」を彷彿させるものがあります。

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ノルディック・リージョナル・エアラインズ AY1020便 ATR72-500 タリンーヘルシンキ線 エコノミーに搭乗

ノルディック・リージョナル・エアラインズはフィンエアーのシェンゲン加盟国内路線を運行しています。最も安い航空券はLCCのような扱いで、持込手荷物8㎏、預入手荷物は有料です。ただ、ワンワールドアライアンスの上級会員用のサービスは有効で、優先搭乗、預入手荷物1個無料、無料ラウンジ利用などが付帯します。

JALはタリンーヘルシンキ便の共同運航便に名を連ねています。日本発着便からの乗継なら購入可能です。また、AY便として特典航空券でも取得可能ですが、単独だと12,000マイルの支払いが必要なので、購入したほうが圧倒的にお得です。

ちなみに、タリンーヘルシンキ間はかなり短いので、今回の搭乗で得られたFOPやマイルはいずれもわずか15ポイントでした。

ボーディングブリッジではなく歩いて搭乗です。今回の便はプロペラ機(ターボプロップ機)ATR72-500です。日本にはATR72-600が離島などで運行されていますが、この形式はありません。国際路線がプロペラ機というのは新鮮ですね。

プロペラ機なので、後方入り口から搭乗になります。到着時に早く出たければ、後方に席を予約するといいです(私は前の方の席を予約しましたが)。

上部の荷物置き場には通常のキャリーケースは入りません。手荷物持込が8kgと制限されているのはそのためでしょう。ただ、荷物の重量確認は無く、複数の荷物を持ちこんでいる方もいらっしゃったり、キャリーケースのサイズ確認などが無かったりと、あまり厳密ではないのかもしれません。

エコノミーのワンクラスです。国内線みたいなものですからね。

白く染まるタリンの街から離陸です。

タリン北東を、フィンランド湾を北上します。フィンランド湾は南北80kmくらいしかないので、すぐにヘルシンキに入ります。

フィンランドも雪景色です。

14:40発の便で14:10搭乗開始、14:25のゲートクローズでしたが、14:20にはすでに出発していました。乗車中はシートベルトサインがずっと点灯していて、機内サービスはありません。

定刻15:20着なのに14:50にはすでに着陸していました。毎日この便を確認していたのですが、いつもこんな感じで早発・早着しているようです。

18時前後ヘルシンキ初の日本・韓国などに向かう便がいくつかあり、ヨーロッパ各地からヘルシンキに向かうフィンエアー便が連絡するように多数設定されています。私の搭乗したタリンーヘルシンキ便もそんな連絡便の1つです。遅れると乗り継ぎに迷惑が掛かるので、早めの到着はありがたいです。

プロペラ機なので、沖止めでバス移動です。機体から早く降りてもあまりメリットがないんですよね。私は前の方の席を予約していたのはこのためです。

18時前後ヘルシンキ初の日本・韓国などに向かう便がいくつかあり、ヨーロッパ各地からヘルシンキに向かうフィンエアー便が連絡するように多数設定されています。私の搭乗したタリンーヘルシンキ便もそんな連絡便の1つです。遅れると乗り継ぎに影響するので、早めの到着はありがたいです。

ヘルシンキ空港でシェンゲン加盟国から到着した便からの乗り継ぎの場合、保安検査なしにシェンゲン加盟国方面行きのコンコースに入ります。ヘルシンキ空港はとても混雑していました。

さあ、次回は日本に帰国します。

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