【国内鉄道旅】2024年夏 近鉄生駒線 生駒・信貴山麓を南北に走る輸送量の多い単線電化路線

はじめに

今回はローカル鉄道の旅記録です。2024年夏の近鉄生駒線(奈良県)の乗車記録です。西田原本駅から近鉄田原本線で新王寺駅に到着し、乗り換えて王寺駅から出発です。

近鉄生駒線は、JR王寺駅に隣接する近鉄王寺駅~生駒駅の12.4kmのです。ほとんどが単線路線ですが(一部複線化)、輸送人員は5,000人越えの優良路線です。アーバン路線と言った方がよさそうですね。

いろいろあって手もとにある近鉄1日フリー乗車券(京都・奈良)と半日くらいの時間。もったいないので、近鉄線のローカル線を旅していきます。

近鉄生駒線を王寺駅から生駒駅へ

近鉄王寺駅はJR王寺駅と近鉄新王寺駅の乗換駅です。徒歩5分以内で乗り換え可能なので、東京駅の京葉線地下ホームや大阪駅のうめきた地下ホームの乗り換えに比べれば楽々です。

1面2線の終端駅なので、改札前に車止めがあります。

改札は交通系ICカード対応の自動改札機が設置されています。田原本線とちがい、フリー乗車券のようなチケットも利用可能です。

1時間に3~4本くらい運行しています。通勤時間帯は増発され、一部は東山駅ー生駒駅間の運行ですが、多くの列車は全線通して各駅停車で運行されます。

車内はロングシート。近鉄の急行以下の車両に設定されている一般的な設定です。

車窓の向こう側に見える複数の線路はJR線です。JR王寺駅と比べて、かなりこじんまりとした規模の駅です。

近鉄生駒線は直流電化されていますが、ほとんどが単線区間です。

25分くらいで終点の生駒駅に到着です。生駒駅は近鉄奈良線とけいはんな線との乗換駅です。

生駒線ホームは1面2線で他の路線から独立しています。生駒駅から、奈良線は東に、生駒線は南東に線路が延びます。

生駒線から奈良線に乗り入れる列車の設定は無く、生駒線の線路西側(大阪側)には車止めが設置されています。生駒線ホーム5番線と奈良線ホーム4番線の線路には大阪側に短絡線があり、列車の搬入などに使われるようです。

生駒駅は生駒市の中心駅です。3路線が乗り入れているので、利用者はとても多いですね。特に、奈良線は近鉄にとってドル箱路線で全特急が停車します。

けいはんな線と他の2線の間には同じ会社の路線なのに入り口の改札が分けられています。相互の往来には構内改札が設けられています。

けいはんな線と奈良線はどちらも大阪市内方面に向かうことができます。構内改札は大阪方面に向かう際に大阪メトロ中央線経由か奈良線経由かをチェックするためだと思われます。

大阪府内では大阪メトロと近鉄間で改札が設置されているので、生駒駅の構内改札が無くても区別できそうですが、磁気定期券だと不正ができる可能性があるようで(最近はできないようになっているみたいですが)必要なのでしょう。

また、三宮・姫路方面に向かう場合だと神戸市の新開地駅で阪急・阪神線がホームを共用しているため、大阪メトロ中央線→阪急線経由(そんなことするやつおるか?)と奈良線→阪神線経由で区別する価値がありそうです。

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まとめ

2024年夏の近鉄生駒線(奈良県)の乗車記録です。ほとんどが単線ですが、利用者も運行本数も多い路線です。

乗換駅なのに別々になっている王寺駅(新王寺駅)と、同一会社路線なのに構内改札で分断されている生駒駅があります。鉄道好きとしては味わい深い路線ですね。

次回はけいはんな線に乗車してみたいと思います。

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