【マリオットホテル】モアナ・サーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチ(MOANA SURFRIDER, A WESTIN RESORT & SPA, WAIKIKI BEACH) 宿泊記(1) ワイキキのファーストレディと呼ばれるビーチが目の前の優雅なホテルの客室を紹介

はじめに

今回、ハワイ・オアフ島のワイキキ地区にあるモアナ・サーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチ (MOANA SURFRIDER, A WESTIN RESORT & SPA, WAIKIKI BEACH)に宿泊してきました。2024年の滞在の様子を報告させていただきます。

モアナ・サーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチの開業は1901年とマリオットグループの中では群を抜いて古く、ワイキキ最古のホテルと呼ばれています。ワイキキのファーストレディともよばれるそうです。

ホテルロビーの2階は博物館のようになっています。

第2次世界大戦後にシェラトングループの一員となり、スターウッドグループがマリオットに買収されて今日に至ります。

マリオット系ホテルの中核を担うホテルグループであるウェスティン系列のホテルで、プレミアムのカテゴリーになります。その中でもリゾートタイプのホテルになります。

オワフ島ワイキキ近辺にはマリオット系ホテルが多数あります。

ワイキキ周辺のホテル
シェラトン・ワイキキ
ロイヤルハワイアン,ラグジュアリーコレクションリゾート,ワイキキ
モアナサーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチ
シェラトン・プリンセス・カイウラニ
コートヤード・ワイキキビーチ
ザ・レイロウ、オートグラフ コレクション
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ
オワフ島の郊外にあるホテル
レジデンス・イン・オアフ・カポレイ
マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ
コートヤード・オアフ・ノース・ショア

シェラトン・プリンセス・カイウラニはモアナ・サーフライダーの目の前にあります

ワイキキのマリオット系列のホテルのうち、シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダー、シェラトン・プリンセス・カイウラニの4ホテルは、一体的に運営されているようです。

日本人に人気でワイキキビーチが目の前のシェラトン・ワイキキ

いずれのホテルも一時は日本の国際興業系企業の傘下にあったようで、日本人向けのサービスが充実しています。日本語が堪能なスタッフが常駐しているのも心強いです。

太平洋のピンクパレスと呼ばれるロイヤルハワイアン

シェラトン・プリンセス・カイウラニ以外の3つのホテルは、ワイキキビーチと直接隣接している抜群の好立地です。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

ホテルへのアクセス

ホテルはオワフ島のワイキキにあります。関西空港からホノルル空港に向かうには、独立系でJALとコードシェアをしているハワイアン航空とワンワールドのJALがあります。以前はエア・アジアやシンガポール航空系LCCのスクート、デルタ航空などが就航していましたが、コロナ禍やらなんやらで撤退してしまいました。

関西空港から片道8時間くらいかかるので、羽田・成田経由を考慮してもいいかもしれません。2019年から、ANAはマンモス航空機A380を就航させて、席数が格段に増えています。

ホノルル空港からホテルに向かうには、電車は無いので事前準備が必要です。以下の価格は2024年現在です。

送迎バス H.I.S. 1人22ドル(チップ要)※2023年チップ要になりました
マリオット系ホテル送迎バス 1人20ドル(チップ要)

メータータクシー 50~60ドル(チップ要)
送迎タクシー
 チャーリーズ:38ドル(チップ・送迎料要) ハナ:35~40ドル(チップ不要)

ウーバー 25~30ドル

マリオット系ホテル専用のシャトルバス(HITSが運営)は一人20USドルかかります(チップも必要)。子供も同額です。人数が多ければタクシーの方がお得になります。

レンタカーは日本の免許証でも利用できますが、交通ルールが日本と違うことも多いため、旅慣れていない方はお勧めできません。ハワイのフリーウェイやワイキキ周辺の道は交通量が多い上に一方通行が多く、かなり大変ですよ(そんな時にうっかり左側通行してしまうと・・本当に危険です)。

駐車場はバレーパーキングのみ対応です。価格は1泊65ドル+税+チップになります。ワイキキに宿泊するなら、レンタカーは費用がかさむので避けたほうがいいと思います。

H.I.S.送迎バス車内

旅行会社経由で予約しているならば、旅行会社のシャトルバスを利用できるかもしれません。JTBやHISが一人片道22USドルで送迎手配をしてくれます(旅行会社に送迎だけを依頼することも可能なようです)。シャトルバスのようなものなので、他のホテルも回るため、時間はかかります(40~60分くらい)。

路線バス(ザ・バス)は、荷物のスーツケースなどの大型荷物の持ち込みが不可なので、利用できる方は限られます。片道3ドルと破格の安さです。空港から路線20の乗り換えなしで、60~80分くらいかかります(スケジュールは乱れがちです)。間違えて逆方向に乗らないようにしましょう。

ワイキキ・クヒオ通り プリンセス・カイウラニ像前停留所

路線20はホテルのすぐそばにあるカイウラニ像前に停車します(東向きの場合)。バス停を降りて、カイウラニ通りをワイキキビーチ方面に南下すれば徒歩3分程度です。

バスの乗車記録はこちら

チャリーズタクシーの乗車記録はこちら

HISの送迎利用記録はこちら

チェックインとステータス会員特典

さてチェックインです。正面入り口から入って右方向にフロントがあります。

私が予約していたのはタワーオーシャンキングです。

客室 794室
ヒストリックバニヤンウィング
ヒストリックバニヤンルーム キング/クイーン(19㎡)
ヒストリックバニヤンデラックス ツイン/キング(25㎡)
バニヤン オーシャンスイート キング(41㎡)
ダイヤモンドウィング

ダイヤモンドシティビュー ツイン/キング/クイーン(24㎡)
ダイヤモンドオーシャンフロント ツイン/キング(24㎡)<バルコニー有>
タワーウィング
タワー シティビュー ツイン/キング(31㎡)
タワー オーシャンビュー ツイン/キング(31㎡)
タワー DHオーシャン ツイン/キング(31㎡)
タワースイート キング(71㎡)
タワープレミアムスイート キング(71㎡)
※2024年1月の事故の影響でタワーウイングのバルコニーは全て閉鎖されています。
タワーウイングのプレミアムやパーシャルビューの設定が無くなっています。

ヒストリックバニアンはモアナサーフライダー中央にある建物です。高層階ではないのでビーチ側ならおすすめですが・・・。

タワーウイングの高層階は人気なのですが、2024年現在バルコニーが全て利用できなくなっています(なんでもバルコニーの柵が落ちたらしい)。ということで、2024年現在最もおすすめはダイヤモンドウイングのビーチ側ですね。

今回の宿泊はタワー DHオーシャン ツインで、アップグレード無しです。ナイトリーアップグレードアワード(NUA)の依頼もしていましたが、繁忙期なので上位の部屋が無かったのでしょう。

ナイトリーアップグレードアワード(NUA)とは、年間宿泊実績50泊あるいは75泊達成時に選べる特典の1つで、獲得すると5泊分の客室アップグレード申請ができます。

こちらのホテルは(このホテルだけでなく、ワイキキのホテルはどこでも徴収されるのですが)、宿泊1泊1室あたりリゾートフィー49.55USドルが必要になります。

リゾートフィー特典
・モアナロゴトートバック提供(1滞在1つ)
・WiFi接続が可能なMiFi(WiFiルーター)レンタル1台
・客室内、ホテル公共エリア内でのWiFi
・GoProカメラ1台の1日レンタル(1滞在中1日のみ)
・スタッフによるサーフボードレッスン15分間
・フィットネスクラスやカルチャークラス(お花のレイ作り、ヨガ、ウクレレレッスン、フラ レッスン等)要予約

いろいろ特典は書かれていたのですが、あんまりメリットはなさそうです。

モアナロゴトートバック

私の場合、Goproはもっていますし、スマホでテザリングできるし、マリオット会員特典でWiFi無料だし。最初から宿泊料金に組み込んでもいいような気がしますけどね。

そして、マリオット会員として大きな特典は、

ゴールド・プラチナ・チタン特典
・2脚までのビーチチェアレンタル

貸し出し数に限りがあります。プールサイドのタオル貸し出し場所でレンタル可能です。チタンもゴールドも特典は変わりません。うーん、アップグレードも無しで、上記特典だけだと、少し渋い印象ですね。

なお、プラチナ・チタン会員特典として

プラチナ・チタン会員特典(下記から1つ選択)
・マリオット・ボンヴォイポイント(1,000pts)
・軽食(ホットケーキとコーヒー)
・ローカルギフト

・朝食(コンチネンタルセット20USドル相当2人分)滞在泊数分
※ゴールド会員はマリオット・ボンヴォイポイント500ptsのみ

コスパを考えると圧倒的に朝食がお得です(1泊あたり40USドル相当ですからね)。

なお、以前はクラブラウンジがありましたが、2024年現在閉鎖されています。

コロナ禍以降、シェラトン・ワイキキやロイヤルハワイアンも同様にクラブラウンジの運営が停止され、再開予定はないようです。

モアナ・サーフライダー宿泊客は、シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダー、シェラトン・プリンセス・カイウラニのレストランでのお食事をお部屋付けにできるそうです。

ルームキーを手にお部屋に向かいます。

客室の様子(タワー DHオーシャン ツイン)

タワーは21階まであります。エレベータにセキュリティはありません。

タワーDHオーシャンツイン(31㎡)のお部屋です。左手にウェットスペースやクローゼットがあります。

ツインベッドです。枕元にミニ机と、反対側にテレビ、ビジネスデスクがあります。

ウェスティンのベッドですから、もちろんヘブンリーベッドになります。

机の上には時計と電話があります。時計にはUSB充電ポートがあります。

テレビの脇にビジネスデスクがあります。

デスクの上にはネスプレッソマシンとティーバッグ、湯沸かしポットがあります。コンセントもあります。

ミネラルウォーターが2本置かれています。

テレビ台の下には冷蔵庫があります。中は自由に利用できます。

ウェットエリアです。トイレ、バスタブ、クローゼットが同じスペースにあります。

洗面台にはウェスティンの標準アメニティであるWHITE TEAのボディローションとせっけんが置かれています。歯ブラシ、カミソリ、クシなどはありません(アメリカでは標準です)。

クローゼットです。セイフティボックス、ラゲッジラック、バスローブ、アイロン、アイロン台があります。室内スリッパはありません(アメリカでは標準です)。

バスタブです。シャワーの水圧は弱めです。バスタブは低くなっています。バスアメニティはWHITE TEAです。

トイレは洗面とバスタブの間にあります。

窓の外にはバルコニーがありますが、先に書いたようにタワーウイングのバルコニーは全て閉鎖されていて、外に出ることができません。DH(ダイヤモンドヘッド)の名の通り、ワイキキビーチの向こう側にダイヤモンドヘッドを眺めることができます。

ワイキキビーチの夜景を楽しむことができます。でもやっぱり外に出たいよね。

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まとめ

今回は2024年に利用した、モアナ・サーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチ(MOANA SURFRIDER, A WESTIN RESORT & SPA, WAIKIKI BEACH)の様子をアップさせていただきました。ハワイ・ワイキキビーチの目の前にあるこちらのホテルは、立地が非常に良くて便利です。

ワイキキでも抜群の歴史と知名度のあるホテルです。ハワイ好きなら一度は泊まってみる価値のあるホテルだと思います。

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