【世界弾丸旅行2023】ドイツ弾丸旅行編(1) 羽田空港からJALでロンドンへ JL41便ボーイングB777-300ER ファーストクラス

はじめに

今回から、2023年クリスマスシーズンに訪問した、ドイツ弾丸旅行の記録です。今回はちゃんと観光していますよ。クリスマスに沸くクリスマスマーケットを見に行ってきました。私のドイツ訪問はスターアライアンス世界一周以来です。

往路はロンドンへ、復路はフランクフルトから確保しました。もちろん、マイルで取得した特典航空券です。復路は早々にビジネスクラスの特典航空券を予約しましたが、往路はビジネスクラス以上の空きが見当たらず(まあ、片道20万マイルぐらい出せばなんとかなるんですけど)、やむなくエコノミークラスで取っていました。

出発の4月くらい前になって、機材変更と席の変更の通知が来たので、「ワンチャン上位クラスとれるかな・・・」とチェックしてみると、これが的中。ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスだったボーイング787-8の予定が、ボーイング777-300ERに変更です。ファーストクラスの設定があり、特典航空券枠が解放されたばかりです。これは行くしかないでしょう。

羽田ーヒースロー線は、2023年現在、JAL最長路線のファーストクラスです(諸情勢によりヨーロッパ路線の時間的距離はニューヨーク路線より延びています)。片道170万円~と痺れる値段設定です(車が買えるよね・・・)。これが8万マイル+諸費用3.5万円くらいで確保できました(2023年10月の季節変動マイル導入前に予約しています)。1マイル20円以上の価値になってしまいました。

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羽田第3ターミナルのJALファーストクラスラウンジへ

関西在住の私なので、真の出発地は関西空港です。いつものようにプライオリティパスを利用してぼてぢゅう1946で夕食をいただき、ラウンジKANSAIで一杯いただいてから羽田に向かいます。

さて、羽田空港第3ターミナルから出国です。

弾丸旅行なので、荷物はちょっとだけです。オンラインチェックインしてカウンターにも立ち寄らず、さっさと保安検査場に向かいます。

以前は上級会員資格で優先保安検査場を利用できましたが、2023年現在、ビジネスクラス以上の乗客のみが優先保安検査場の利用対象になっています。今回はファーストクラスですから、資格として十分です。

2023年秋に訪問した際、優先レーンの進行がかなり遅いので、一般レーンとの間に時間の差は大きくなかったのですが、今回は優先レーンがガラガラだったので、5分くらいで通過できました。でも10分くらい、一般レーンでも20分以内には通過できます。

寒さも感じるようになってきた季節で、ほどほどに混雑していました。

2023年秋現在、羽田空港には以下のラウンジがあります。

羽田空港 第3ターミナルのラウンジ(2023年年末)
●スカイラウンジ(SKY LOUNGE)ゲート111付近 6階 カードラウンジ
●TIAT LOUNGE ゲート111付近 6階 カードラウンジ/プライオリティ・パス対象
●ANAラウンジ ゲート110付近 4階
●ANAラウンジ(臨時ラウンジ) ゲート114付近 4階(6:00~11:00のみ)
●ANA SUITE LOUNGE ゲート110付近 4階(ANAファースト・ダイヤモンド会員用)
●サクララウンジ ゲート114付近 4階(JAL運営)
●サクララウンジ スカイビュー ゲート114付近 5階(JAL運営)
●JALファーストクラスラウンジ ゲート112付近 4階
●キャセイパシフィックラウンジ ゲート114付近 6階
●デルタスカイクラブ ゲート114付近 5階
●SKY LOUNGE SOUTH ゲート108付近 3階 カードラウンジ

JALファーストクラスに搭乗予定なので、素直にJALファーストクラスラウンジを訪問します。いつもダイヤモンド会員資格で利用させていただいていましたが、今回はファーストクラス資格です。

ファーストクラスで利用する場合は中にグランドスタッフさんがアテンドしてくれるんですね。ん?バンコク便のときはそんなことなかったよね。長距離便限定でしょうか。お飲み物まで聞いてくれました。

まずは、お寿司です。23時ごろに提供が終了しちゃうので、まずはこちらをいただきます。

帆立の料理です。名前は忘れました(笑)。

最後にAFURI(阿夫利)柚子塩らーめんで〆ました。

長距離路線搭乗に備えてシャワーを浴び、ラウンジを後にします。十分にお腹が膨れたので、ゲートに向かいます。

羽田空港では滑走路整備の影響で、本来1:00発の便が0:05発になっています。フライトログを見ると、0:05発のJL41便は、だいたい23:50より前に出発しています。なのに、到着時間は1:00発の便と同じです。長くファーストクラスを楽しめます♪。

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JL41便 ロンドン(ヒースロー)行き ボーイングB777-300ER ファーストクラスに搭乗

JL41便ボーイングB777-300ER JALのフラッグシップ機のフラッグシップシートです。扉こそありませんが、個室感を演出するボックス内シートです。バンコク便以来のファーストクラスです。

予約段階で全ての席が予約可能だったので、せっかくですから1Aを予約させていただきました。フライト内で最上位に位置する席です。

JALの国際線主力をはってきたこちらの機体ですが、導入から20年程度経過しており、そろそろ老朽化が目に見えてきています。近日、新型機エアバスA350-1000が導入されるらしいですが、就航は2024年年明けに延期されています。

新型A350-1000はニューヨーク線から導入が発表されています。ファーストクラスは1機に6シートしか設定されていないので、シビアな争奪戦になりそうです。

23インチモニターが備わっています。シートが広いので、モニターが遠い(笑)。ぜいたくな悩みです。

サイドテーブル内に収納は多数あり、モニターのリモコンなども収納されています。収納は少々年季がはいっていますし、リモコンの使い勝手も少し悪いですね。USBの充電ポートとコンセントは1つずつ配置されています。

アメニティとPanasonicのヘッドホンが用意されています。アメニティはアタッシュケースメーカーのZero Halliburton(ゼロハリバートン)と資生堂です。

Zero Halliburtonは前回とバンコク便と同じアメニティケースでした。アタッシュケースのミニチュア型のアメニティが良かったなあ(復路はアタッシュケース型だそうです)。

国際線は液状物の機内持ち込みが原則禁止されているので、カバン一つで搭乗している私は、チューブ類は降機時に破棄する必要があります。

ウェルカムドリンクでシャンパンをいただきました。JALファーストクラスのシャンパンと言えば、サロンです。この便にはサロン2013とドラピエ グラン・サンドレ2012が搭載されていたようで、どっちかわかりません。

サイドテーブル内に収納は多数あり、モニターのリモコンなども収納されています。収納は少々年季がはいっていますし、リモコンの使い勝手も少し悪いですね。USBの充電ポートもありません。新規導入機のファーストクラスに期待しましょう。

ファーストクラス搭乗者は、WiFiを無料で利用できます。

せっかくのファーストクラスなのに利用客はほとんどいらっしゃいませんでした。特典航空券用にもう少し開放していればいいのに、もったいないですね。おかげで、隣の席を専用ベッドとして利用させていただけました。

第3ターミナルから機体が動き出しました。日付が変わる前に出発です。

ちょっと余談です。

JL41便ロンドン行きは長距離路線で燃料を大量に積み込む必要があります。離陸時には長距離滑走路が必要です。2024年1月の羽田空港閉鎖時、C滑走路以外の滑走路では離陸するのに十分な距離がないため、中部(セントレア)経由で運用されていました(ロンドン行きJL43便、パリ行きJL45便は成田経由でした)。

ニューヨーク行きのJL4便、6便は直行していますね。デルタのミネアポリス行きDL120便やANAのニューヨーク便NH110便は成田経由だけど。どう違うんでしょうね。

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JL41便 ロンドン・ヒースロー行き ファーストクラスのお食事

出発してすぐに機内は消灯されました。ベッドをつくってもらい、就寝します。

ちょっと暗いですが、フルフラットのベッドメイキングしていただけました。マットレスは硬めと柔らかめで希望を聞いていただけました。私は硬めを選択です。

お食事は出発後8時間ぐらいをめどに提供されるそうですが、希望によりフレキシブルに対応していただけるそうです。私は5時間くらい寝てすっきり目が覚めたころにお食事の提案があったので用意していただきました。

日本時間で朝食くらいの時間ですが、お食事はがっつりです。お食事は和食と洋食から選択です。私は洋食を選びました。

アミューズ・ブーシュ
山羊乳のバヴァロワ
オードブル
ボタンエビと小柱、キヌアのタルタル
帆立と野菜のミルフィーユアペタイザー
メインディッシュ
キンキ、冬野菜のナージュ仕立て
アイルランド産へアフォード種グラスフェッドビーフサーロイン
グリーンペッパーソース
インカのめざめときのこのドフィノワ
メゾンカイザー特製ブレッド
プチバケット プチカンパーニュ プチチャバタ クロワッサンピリエ
デザート
ピスタチオ ショコラシュー
コーヒー 紅茶

まずは前菜です。提供された順番に写真を並べていきます。

山羊乳のバヴァロワ。

ボタンエビと小柱、キヌアのタルタル。

帆立と野菜のミルフィーユアペタイザーです。

キンキ、冬野菜のナージュ仕立ては包まれて提供されています。機内でキンキをいただけるっていいですよね。

アイルランド産へアフォード種グラスフェッドビーフサーロイン グリーンペッパーソースとインカのめざめときのこのドフィノワです。ドフィノワってよくわからないですが、グラタンっぽい料理でした。

デザートのピスタチオ ショコラシューです。飴細工のようなもので蓋されていて、崩していただきます。

ここまでがコース料理ですが、JALファーストクラスは、いつでも軽食を注文することができます。

お酒のお供に
柿安 極 松阪牛しぐれ煮
串盛り合わせ
鶏ももとしし唐 タレ 鶏もも串 味噌 出汁巻き(しらす)
サラダ・スープ
豆腐カプレーゼとグリル野菜のサラダ オニオンドレッシング
冬野菜のミネストローネ
サンドイッチ
カツサンド 蒸し鶏と玉子サラダのカンパーニュサンド
軽いお食事
おすすめの一品 桜姫鶏の中津からあげ丼
桜姫鶏のからあげ(塩、しょうゆ)、高菜、玉子焼き、ごはん
宮崎和牛カレー
JALオリジナル ヌードル
JAL特製 『ソラノイロ』 鶏油香る中華そば
チーズセレクション
各種チーズの盛り合わせ
リフレッシュメント
季節のフルーツ盛り合わせ
プチデザートのトレイ
・くるみとキャラメルのケーキ
・苺のシャルロット
ショコラ(ジャン=ポール・エヴァン JALオリジナル)
−フミコの和食−
台の物
サーモンの塩バター風味、フラックスシード
蓮根と青梗菜
ご飯 お椀 味噌汁(長葱、麩)
大根の浅漬け 昆布の佃煮 梅干し
−フミコの洋食−
SDGs 〜未来の食材50のリストからの一皿〜
メインディッシュ
白舞茸とえのきのブルーテ きのこのソテー
パルミジャーノ・レッジャーノ マイクロクレソン
サイドディッシュ スモークサーモントラウト
ブレッド
テーブルロール
プチコンプレ 〜メゾンカイザー特製ブレッド〜

フライト時間は15時間を超える長距離路線です。日本時間でお昼くらいになるとお腹が空いてきます。

フミコの朝食セットです。狐野扶実子さん監修のお食事だそうです。

食後にフルーツのセットをいただきました。

さらにデザートをお勧めしていただいたのでいただきました。くるみとキャラメルのケーキ
と苺のシャルロットです。

到着前に、ロイヤルブルーティー クィーン オブ ブルーを勧めていただきました。あんまりよくわかっていませんが、高級な「お茶」らしいです。

羽田空港0:05発、ロンドン・ヒースロー空港6:25着です。日本とロンドンには9時間の時差があるので、所要時間は15時間20分です。ヒースローは6時からオープンだそうで、早く出発したからと言っても早く到着できないんだそうです。

長いフライトでしたが、サービスを満喫でき、楽しい旅ができました。

アンカレッジの上空からグリーンランドを通って、イギリスに向かいます。

カナダ~グリーンランドあたりを飛行中、CAさんが「オーロラが見えますよ」と教えてくれました。

肉眼で見ると白い帯のように見えましたが、カメラで撮影すると緑色の帯に見えますね。テレビなどでみたことのある、まさにあのオーロラの写真です。一度は見たかったのですが、飛行機でみる機会があるとは思いませんでした。幸運でしたし、CAさんに感謝です。

降機時にJALファーストクラス搭乗時にいただける、いつものチョコレート・・・とおもったらマカロンでしたね。日本に帰ってからおいしくいただきました。

ほぼ時間通りの現地時間で朝6時20分ごろゲートに到着です。

到着フロアにでました。これから向かうのはフライト・コネクション(乗継ゲート)です。今回の旅でイギリスに入国しません(入国する余裕はありません)。表題の通り、ドイツに向かいます。

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