今回の記事から、スターアライアンス世界一周運賃(世界一周航空券)ビジネスクラスの旅2025の記録を再開します。
世界一周の旅中断時の記事はこちら↓
世界一周2025(スターアライアンス世界一周運賃)の最初の記事はこちら↓

旅の再開は関西空港(大阪)からはじまります。大阪の海外への玄関口である関西空港です。2023年に大阪駅うめきた地下ホームが開業したことにより、大阪キタ地区からのアクセスも良くなり、(伊丹空港の方が便利ですが)関西の窓口にふさわしい立ち位置になりました。
コロナ過後はアジア路線のインバウンド需要が多くなっています。国際線の利用者数だけでみると、2024年度には羽田空港を上回り、成田空港に次いで2位の位置につけました。
さっそく関西国際空港からの旅の記録になります。
スポンサーリンク
目次
関西空港第1ターミナル国際線エリアへ
2025年世界一周航空券の旅を再開します。仕事終わりの某日18時30分ごろ、関西空港第1ターミナルに到着しました。
まずはターキッシュエアライン便でイスタンブールに向かう予定です。スターアライアンス世界一周航空券(ビジネスクラス)を利用するので、ビジネスクラス席の予約になっています。関西空港では国際線ビジネスクラス搭乗者はラウンジや保安検査場ファストレーンが利用可能です。
関西空港では多くの航空会社でオンラインチェックインや自動チェックイン機によるチェックインも可能です。ただ、①ラウンジインビテーションカードが発券されない(一部の航空会社は発券可能)、②保安検査場ファストトラックの利用券が発券されない、という2点において運用がうまくされていません。航空会社ステータス会員やビジネスクラス以上の乗客は、預け入れ荷物が無い場合でも有人チェックインカウンターを利用した方がいいです。

羽田空港など、多くの空港では航空券のバーコード読み込みで保安検査場のファストトラックが利用可能ですが、関西空港はファストトラックチケットというアナログ対応になっています。オンラインチェックインや自動チェックイン機によるチェックインではこのファストトラックチケットが発行されません。保安検査場で待つかあるいはチェックインレーンで発券を待つ必要があります。
保安検査場は時間帯によっては通常列も待ち時間が少ないことが多いです。また、ラウンジインビテーションカードが無くてもラウンジ利用可能なことが多いです。いずれにせよ、2025年時点でも関西空港は電子化対応が不十分です。

私は自動チェックイン機でチェックインを試みましたが、途中でエラーが出てチェックインが完了しませんでした。オンラインチェックインも弾かれてしまったので、やむを得ずチェックインカウンターに並びます。幸い、ビジネスクラスなので列はほとんどありませんでしたが、カウンターがオープンするまで30分程度待機となりました。
さて、チェックインですが、今回は3便連続乗り継ぎの予定になっています。ところが、2便分のみしか発券されませんでした。3便目はオーストリア航空のAIRail(別記事で解説します)です。これがオンラインチェックインのエラー原因だと想定されます。この件に関しては後でいろいろ問題になるのですが、とりあえず搭乗予定のチケットは発券されたので保安検査場へ向かいましょう。

なぜか搭乗順番を示すGroupが空欄です。
一般保安検査レーンもガラガラでしたが、せっかくなのでファストレーンで保安検査を受けて、出国審査を終えてエアサイド(出国後エリア)に入ります。10分もかかりませんでした。
関西空港のターキッシュエアラインの地上係員は関西空港スタッフが代行しています。ターキッシュエアラインの乗り継ぎ事情に詳しくないのは仕方ないのかもしれません。
一般的にフルサービスキャリアの一括購入チケットの場合、24時間以内の乗継チケットは一括で発券されます。今回はイスタンブールに到着後、ターキッシュエアラインのウィーン行きに搭乗し、ウィーンで3便目となるAirailの乗る予定です。
Airailはオーストリア国鉄の運行する特急列車ですが、ウィーン空港駅を発着する一部の列車にオーストリア航空便名が割り振られていて「まるで飛行機に搭乗するように簡便に」列車に乗ることができる(とオーストリア航空公式HPに記載)ことになっています。同様のサービスが、ドイツ国鉄(ルフトハンザ航空と提携)、スイス鉄道(スイス航空)などでも実施されています。
念のため、関西空港のチェックインカウンタースタッフに確認しましたが、3便目のチケットはウィーン空港で発券されるとのこと。この返答を聞いて「あ、この方はわかってないし、詳しく確認するだけ無駄」だと判断しました。
AIRail便はオンラインチェックインが大原則です。オンラインチェックインができないならカウンターでチェックインしてもらわないとどうにもなりません。結果論ですが、関西空港でチェックインしていただけなかったことが後のトラブルにつながりました。
さてラウンジを訪問しましょう。関西空港の航空会社ラウンジはKIX Loungeに集約されています。2026年1月現在、関西空港 第1ターミナルには下記ラウンジがあります。

関西空港第1ターミナルのラウンジ PP:プライオリティ・パス
エアロプラザ
KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA カード/PP対象
国内線保安検査後
ぼてぢゅう1946 Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU PP対象
ラウンジKANSAI 国内線航空会社共用ラウンジ
国際線保安検査後
カードラウンジ 「六甲」 北ウイング2階12番ゲート付近 カード/PP対象
カードラウンジ「アネックス六甲」 北ウイング2階中間駅付近 カード/PP対象
カードラウンジ 「金剛」 南ウイング2階29番ゲート付近 カード/PP対象
KIX Lounge Kansai 本館3階 ビジネスクラス共用ラウンジ
KIX Lounge Premium 本館3階 ファーストクラス共用ラウンジ
エアサイドラウンジ 本館3階22/23番ゲート付近 ドラゴンパス対象
今回搭乗するのは、スターアライアンス系航空会社ターキッシュエアラインのビジネスクラスです。KIX Lounge Kansaiが指定ラウンジになります。

2025年春に新設された新しいラウンジです。サウスサイドとノースサイドの2つのエリアから成ります。今回の訪問時(2025年冬の20時ごろ)、サウスサイドはクローズしていたのでノースサイドを利用します。

ノースサイドはカップヌードルのヌードルバーが有名ですが、今回はスパークリングワインやカレーなどをいただきました。

ターキッシュエアライン便は北ウイングからの出発になります。中央ターミナルからウイングシャトルに乗って北ウイングに移動します。

まだ搭乗開始まで時間があったので、中間駅で降りた場所にあるカードメンバーズラウンジアネックス六甲を訪問しました。

2025年からプライオリティ・パスで利用するとフードやアルコールが提供されるようになっています(クレジットカードで利用した場合はソフトドリンクのみ)。ラウンジ扱いなので、多くのクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスで利用可能です。
航空会社ラウンジは搭乗口まで遠いので、搭乗口近くのラウンジで飲食しながら待機できるのはありがたいですね。

さて、搭乗開始時刻が近づいてきました。「搭乗Group順に搭乗になります」と放送がありましたが、そもそも搭乗Groupわからんし(搭乗券に書いていない!)。スタッフさんに確認すると、ビジネスクラスは1番最初とのこと。

さて搭乗です(写真の右側に見切れている機体です)。
TK87便 ターキッシュエアライン ボーイングB787-9 ビジネスクラスに搭乗

ターキッシュエアラインビジネスクラスに搭乗です。ターキッシュエアラインの機材に搭乗するのは初めてです。シートは漆黒でかっこいいですね。

スタッガードシートで1列1-2-1の4席です。ANAのスタッガードシート同様に半個室のような構造になっています。

足元はディスプレイの下にスペースがあります。シートをフラットにしたときに、下半身が滑りこむようになっています。

アメニティはスリッパ、クッション、ブランケット、コンフォーターなどがあります。

アメニティキットはフランスのLANVINのポーチに入っています。

アメニティキットの中には、歯ブラシセット、ハンドクリーム、リップクリーム、靴下、アイマスク、耳栓などが入っていました。

シートのアームレストの横に、ディスプレイのリモコン、シートなどのリモコンがあります。

シートのサイドに、照明のリモコンがあります。

サイドテーブルには収納があり、ダイアル式ロックも付いています。ユニバーサルタイプのコンセントと、USB充電ポートも設置されています。そしてヘッドホンも入っていました。

コンフォーターはシートのヘッドからかぶせて利用します。

フルフラットにするとこんな感じです。

ウェルカムドリンクはレモネードをいただきました。
搭乗客は日本人が4割くらいいらっしゃいました。近年の日本発着便はホノルル便以外は日本人が少ない印象ですが、この便は日本人搭乗客が多いと感じました。ほとんどがイスタンブールからさらにヨーロッパ方面へ乗り継ぐと思われます。CAさんは日本の方が1人搭乗しているとのことでした。
TK87便 ビジネスクラスのお食事
出発して天候の影響もありしばらく揺れが続きました。

ソウル上空まで来てようやくお食事タイムです。

とりあえず、お飲み物とおつまみナッツが提供されました。飲み物はビールをお願いしたらハイネケンが提供されました。トルコのビール(Efes Pilsen)も搭載されてるそうです。
ターキッシュエアラインは機内シェフが搭乗しています。機内シェフがいる航空会社は年々減少していて、ガルーダインドネシア航空やオーストリア航空、サウディアなどごく少数です。ちょっとテンションが上がりますよね。

まずは前菜のSushiです。いわゆるてまり寿司ですね。

和風シーフード料理の盛り合わせとえんどう豆のスープです。シーフード料理はトルコ風前菜を選択することも可能でした。星形のライトがムードを盛り上げます。

巾着の中にトルコの古代パンが入っていました。トルコでは世界最古の発酵パンが発見されていて、それを再現したパンと思われます。かなり固めのパンです。

メインは魚(サバ)か肉(フィレ肉)かイタリアン(ニョッキ ブルーチーズソースで)の選択になっていて、フィレ肉を選択しました。

デザートはブラウニー、エクレア、バニラアイスクリーム、チーズ、フルーツ、トルコデザートの盛り合わせから選択でした。ブラウニーをいただきました。

せっかくなので、トルコ珈琲もいただきました。
フライト時間は12時間50分の設定です。食事を終えた後はシートをフラットにして就寝します。フライト時間がかなり長いので、十分に眠っても途中で起きてしまいます。
フライト中の空いた時間を使って、さまざまな手段を使ってAIRailのオンラインチェックインを試みて、全くうまくいきませんでした。ある意味時間つぶしになりましたが、機内WIFIのありがたみを感じましたね。
到着前に朝食の提供になります。

フルーツの盛り合わせ、ヨーグルト、チーズ、チキン、ローストビーフなどの前菜セット。

メインはオムレツ、フレンチトーストから選択で、フレンチトースト・ブルーベリーコンポート添えを選択しました。

イスタンブールの街の輝きが眼下に広がってきました。徐々に高度が下がってきます。
イスタンブール空港に到着

TK87便は定刻から少し遅れて5:40ごろにゲート到着しました。機外はまだ真っ暗です。

沖止めだったので、バスでターミナルに向かいます。
日本の沖止めの場合、ファーストクラスでもビジネスクラスでも移動バスにぎゅうぎゅうに詰め込まれますが(むしろそれが世界的にも標準)、イスタンブールの移動バスはビジネスクラス客だけで最初の便はドアを閉めて出発しました。そのためバス内は余裕があり、ビジネスクラス客のほとんどの方が座ることができました。
機内シェフの機内食提供や移動バスのサービスなど、ターキッシュエアラインズのビジネスクラス客に対するサービスレベルはかなり高いと思います。

ターミナルビルに入りました。イスタンブールでは乗継だけの予定です。



