はじめに
今回は2023年冬に訪問した、アメリカ・ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港ターミナル4にあるVirgin Atlantic Clubhouse（ヴァージン・アトランティック・クラブハウス）を紹介させていただきます。出国後エリアにあります。
私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
私の海外空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
スポンサーリンク
アクセスと入室基準
ヴァージン・アトランティック・クラブハウス（Virgin Atlantic Clubhouse）
運営時間 5:30～23:30（2024年）
ヴァージン・アトランティック・クラブハウス（Virgin Atlantic Clubhouse）はアメリカ・ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港ターミナル4にあります。出国後・保安検査後のエリアです。
ヴァージン・アトランティック・クラブハウス、イギリスの航空会社ヴァージン・アトランティック航空が運営する航空会社ラウンジです。基本的には同航空会社の飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。ヴァージン・アトランティック航空はスカイチーム所属のため、スカイチーム便搭乗予定者も利用可能です。
ターミナル4はスカイチームの代表格となっているデルタ航空のハブ空港ターミナルです。スカイチームの多くの航空会社はデルタ・クラブ・ラウンジを利用します。
そんな中で、スカイチームのチャイナエアラインはヴァージン・アトランティック・クラブハウスが指定ラウンジのようです。また、スカイチームのシンガポール航空もこちらが指定ラウンジになっています。
下記の条件に合致する方は利用可能です。
・ヴァージン・アトランティック航空・シンガポール航空あるいはスカイチーム便のファースト(同伴1名可)／ビジネスクラス(本人のみ)の乗客
・スカイチームのエリートプラス会員とその同伴者1名（スカイチーム便の乗客）
※公式ではKLM、アエロメヒコ航空、アルゼンチン航空の場合は利用できないようです。
・スターアライアンスゴールド会員とその同伴者1名（シンガポール航空搭乗時のみ）
※シンガポール航空およびチャイナエアラインの指定ラウンジです。
・プライオリティ・パス所持者（3時間）＜8:00～13:30のみ＞
2歳未満は０名扱いになります。
プライオリティ・パスでは利用時間がかなり限定されます。午後にプライオリティ・パスでラウンジ利用を希望するなら、目の前にあるエア・インディア・マハラジャ・ラウンジを利用しましょう。
また、シンガポール航空の場合、出発の3時間前からのみ利用可能です。
ちなみに、ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港ターミナル4には以下のようなラウンジがあるそうです。
ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港ターミナル4のラウンジ（2024年）
●Air India Maharajah Lounge★ ゲートA5付近４階 エア・インディア
●Centurion Lounge 出国後すぐ4階 アメックス・プラチナ以上
●Delta Sky Club ゲートA8、B31付近4階 デルタ航空
※A8のラウンジは2023年7月オープン
●Emirates Lounge ゲートA5付近４階 エミレーツ航空
●Etihad Lounge ゲートA2付近4階 エティハド航空（クローズ中）
●Primeclass Lounge★ ゲートA2付近3階
●Virgin Atlantic Clubhouse★ ゲートA5付近４階 ヴァージン・アトランティック航空
●Minute Suites★ ゲート39付近 個室休憩室
★はプライオリティ・パス対象
※Swiss Lounge、The Lounge、Wingtips LoungeはJFK公式Hpで確認できません。閉鎖している可能性があります。
ラウンジへのアクセスです。
出国後、左方向に進みます。かなり歩き（10分以上）ゲートA5付近の左手方向に階段があります。エレベータもあるので、荷物が多い方はそちらを使いましょう。上階に向かいます。
4階にヴァージン・アトランティック・クラブハウスがあります。同じエリアにエア・インディア・マハラジャ・ラウンジ、エミレーツ・ラウンジもあります。
スポンサーリンク
内部の様子とサービス
ヴァージン・アトランティック・クラブハウスは保安検査後エリアにあるので、出発時間近くまで利用できます。
プライオリティ・パスサイトによるとサービスは以下の通りです（抜粋）。
サービス
・ソフトドリンク
・アルコール
・軽食
・無料WiFi
・シャワー
・トイレ
ラウンジスペースはまずまずの広さで、中央にバーカウンターがあります。
窓側は駐機場に面していて採光が良く、飛行機を眺めながらくつろぐことができます。
フード類や飲み物はオーダー制です。スタッフの方が多く配置されていて、注文を伺ってくれます。いろいろラウンジを巡った後なので、飲み物だけいただきました。
フード類はヴィーガンやベジタリアン対応食が多いです（というか半分以上がベジタリアン対応食です）。
私の訪問した時間帯は夕方で人が多かったですが、午後はプライオリティ・パスで利用できないため、利用者は限定的です。席数に十分余裕がありました。
スポンサーリンク
シャワールーム
JFK空港ターミナル4にシャワールームを備えたラウンジは多くありません。プライオリティ・パスで利用できるラウンジの中で、唯一シャワールームがあります。
ラウンジ奥のトイレが並ぶブースのさらに奥にあります。特にスタッフに声掛けしなくても空いていれば利用可能です。
シャワールームはかなり広いです。シャワーブースはカーテンで仕切られています。トイレもありますし、タオルもセッティングされています。
ドライヤーは用意されていますが、歯ブラシ、カミソリやクシなどのアメニティはありません。
シャワーはハンディタイプと据え付けタイプが用意されています。
イギリスの航空会社なので、アメニティはロンドン発のブランドRENになります。
また、アメリカのブランドAVEDAも置かれていました。
きちんと確認していませんが、シャワールームの数はかなり少ないと思います。状況次第では利用待ちになりそうです。
スポンサーリンク
まとめ
ヴァージン・アトランティック・クラブハウス（Virgin Atlantic Clubhouse）は保安検査後エリアにあるので、出発時間直前まで利用できます。
スタッフが多く、お食事はオーダー形式で、上質なラウンジ運営がされています。プライオリティ・パスで利用できない午後は利用客も限定的で、落ち着いた時間を過ごすことができます。
ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの中間レベルのようなラウンジです。1ランク上のラウンジサービスを期待される方にお勧めです。
スポンサーリンク