【国内鉄道旅】有田川鉄道公園 和歌山のローカル私鉄廃線跡

はじめに

今回は、2021年有田川鉄道公園訪問記です。和歌山県有田川市にあります。有田鉄道(廃線)の終着駅である金屋口駅の敷地内を利用して作られた公園です。

有田鉄道は2003年まで運行していた私鉄で、廃線時にはJR紀勢本線藤並駅を起点として金屋口駅までの5.6kmの路線があったそうです。和歌山で有名なみかんの搬送に使われていたようですが、モータリゼーションの影響で廃線となっています。

コロナ禍で鉄道に乗れなくて鉄分不足(?)になっていた時期に、車で訪問して鉄分補給してきました(笑)。

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有田川鉄道公園を訪問

有田川鉄道公園は和歌山県有田川町の有田川河川敷に沿ってひろがっています。JR紀勢本線の藤並駅からタクシーで10~15分くらいです。藤並駅は特急くろしおが停車するのでアクセスは容易ですが、駅前にタクシーが停車していないこともあるので注意しましょう。車の場合は、大阪市内から阪和自動車道で1時間30分くらいにある有田インターチェンジで降りて10分くらいです。

無料駐車場が用意されています。まずはD51が安置されています。北海道で活躍した機関車らしいですが、有田鉄道時代からこちらにいらっしゃるようです。

その奥には機関車がいました。DB107機関車なのかな。動態保存らしいので乗車することもできるようです。

線路に沿って、芝生の茂った公園があります。

芝生の奥に、子供用の遊具があり、さらに奥には鉄道交流館があります。

鉄道交流館は入場料が必要です。10時~17時オープンで、入場料は大人200円、中学生以下100円です。

中はジオラマや資料館になっています。

鉄道交流館よりさらに奥には、車庫などがあります。左にあるのはハイモ180-101でしょうか。在りし日の有田鉄道で運行していた車両です。こちらも動態保存なので、乗車可能みたいです。

右手に見るのはキハ58系気動車です。旧国鉄でよくお見かけした車両で、現在は故障のため自走できないそうで、DL17機関車に牽引されて動くそうです。

土日に訪問すると、動態保存されている車両に乗車できるそうですが(有料)、私の訪問時は運行していませんでした。旧金屋口駅駅舎(公園のさらに奥にあります)との間を往来するそうです。

2014年JR御坊駅構内のキテツ1形

車庫のどこかに、紀州鉄道で活躍していたキテツ1形が動態保存されているらしいです。北条鉄道時代の塗装(フラワ1985形)に戻されているそうです。

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まとめ

2021年の有田川鉄道公園の訪問記録です。週末に訪問しないと動態保存の車両に乗車できないので損した気分になるかもしれません。平日に訪問すると人が全くいなくてとても寂しい気分を味わえました(うーむ)。

個人的に廃線跡訪問は大好きですが、鉄道路線が減っていくのは悲しいですね。近年は北海道の路線がどんどん減っているのがつらいですね。まだ乗ってない路線もあるのに。

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