はじめに
日本人が大好きなハワイ・ホノルル旅行で、ワイキキ宿泊客に人気なのがアラモアナセンター訪問です。ワイキキからアラモアナセンターまで2kmくらいの距離があり、歩けないことは無いですができれば体力を温存したいところです。
その交通手段は多数あり、条件さえ満たせば無料で利用できるもの多いです。今回はANAエクスプレスバスを利用したので、体験談も含めてアップさせていただきます。
ちなみに、ワイキキの交通手段(ワイキキからアラモアナまでの区間を中心に)の解説も別記事でまとめていますので参考にしてください。
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ANAエクスプレスバスのシステム
ANAエクスプレスバスは、ワイキキ・ショッピングプラザとアラモアナセンター間を結ぶ電気バスです(土曜日午前のみ、カカアコファーマーズマーケットまで行くことができます)。
運行は30分毎にあります。曜日によって運行時間が違います。時刻表は公式ホームページを参考にしてください。
利用可能な方は以下の通りです。
ANAエクスプレスバス利用条件
・東京発ホノルル往復ANA便(他社運行ANA便も可)チケット(特典航空券を含む)を発券したANAマイレージ会員(往路到着日から30日間有効)
・ANAマイレージ会員がANA Travelersサイトからバスチケットを購入(1日券と7日券あり)
片道発券では利用できません。ホノルル発の発券でもダメです。また、東京以外発のANA便(2023年現在運行はありませんが、他社運行のANA便名発券)も利用不可です。
バスチケットの価格はドル相場次第で変動しますが、1日券700円くらい、7日券1,400円くらいの設定です。ANAマイル支払いも可能です。また、18歳未満のかた3名まで、無料で同伴可能です。
チケットを発券した方は、搭乗の1週間前からANAマイレージアプリ(ANAアプリではありません)で自動的に表示可能になります。現地でスマホがつかえない方は、事前に画面をスクリーンショットしておいてもOKだそうです(念のため、私もそうしました)。アプリでバスの走行位置も確認できるようです。
ANAトラベラーズサイト<https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/promo/hawaii_for_amc/trolley/>から引用
運行区間はワイキキ・ショッピングプラザとアラモアナセンター間で、土曜の午前だけカカアコファーマーズマーケットまで行けます。
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アラモアナセンターからワイキキに乗車してみる
アラモアナセンターの海側(アラモアナビーチパーク側)にある道に面した停留所にバスが来ます。ただし、バスが来るのは写真の矢印の位置(敷地内)です。
すぐそばに、ワイキキトロリー・ピンクラインやJALパック・レインボートロリーが発着する停留所があります。ANAエクスプレスバスはこの停留所の西側になります。
ダイヤは余裕を持って設定されているので、いくら混雑する市街地とはいえ、ほぼ時間通りに運行されています。
スマホのチケット画面を提示して乗り込みます。
ANAエクスプレスバスの利用者はJALパック・レインボートロリーと同じで多くありません。中はガラガラで5組程度しか乗車していませんでした。
対照的なのが、ワイキキトロリー・ピンクラインで、利用者が多すぎて乗降に時間がかかっていました。ピンクラインは5分以上前に到着したのに、ANAエクスプレスバスと同時発車です。
ANAエクスプレスバスはワイキキ・ショッピングプラザに直行します。最短12分の時間設定です。JALパック・レインボートロリーやワイキキトロリー・ピンクラインはいくつも停留所を巡って進んでいくので、ワイキキまで20分以上かかります。ANAエクスプレスバスは圧倒的に早いです。
トロリーバスなので、ガソリンではなく電気で運行します。そのため車体の音は小さめです。窓は常に大きく開いています。
ワイキキ・ショッピングプラザまでノンストップです。
ワイキキ・ショッピングプラザには、ANA便利用者が利用できるマハロラウンジがあります。ANAエクスプレスバスもマハロラウンジもANAトラベラーズ(正確にはANA直営ではないようで、Veltraも参画しているようです)が主体となって運営・販売しています。
ワイキキ・ショッピングプラザの周囲には、ロイヤルハワイアンセンター、インターナショナルマーケットプレイス、シェラトンワイキキなどのスポットが徒歩数分内にひしめき合っていて、ワイキキの中心地になります。
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まとめ
今回は、ワイキキとアラモアナセンター間のアクセス手段として、ANAエクスプレスバスを紹介させていただきました。ANA往復便を発券していれば無料で利用でき、移動時間も短いので便利です。デメリットとしては、途中下車ができないのでワイキキ・アラモアナ間のみしか利用できないことでしょうか。
JCBカード所持者が無料で利用できるワイキキトロリー・ピンクラインは停留所が多くて小回りがきくので、使い分けて併用することをおすすめします。
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