【世界弾丸旅行2023】東アジア編(4)福岡空港から韓国・ソウル・仁川国際空港へ OZ135便アシアナ航空エアバスA321-200NEO ビジネスクラス

はじめに

今回の記事から、2023年春の韓国弾丸旅行の記録です。2022年秋から続けている海外特典航空券弾丸旅行の第9弾になります。まだまだ日本は寒さも感じられますが、温暖な地域を旅してきました。

今回はANAの特典航空券を利用して旅行しました。

日本と韓国のビジネスクラスはANAだと羽田ー金浦間で運行していますが、なかなか特典航空券では予約ができません。今回はスターアライアンス系列のアシアナ航空を利用することにしました。

日本と韓国をアシアナ航空ビジネスクラスで往復約8万円を(韓国は近距離なので、1泊2日行程でもチケットは格安で購入できます)、マイルで30,000マイル+サーチャージです。1マイル2.5円くらいですからコスパが抜群にいいとは言えませんが、たまにはいいでしょう(手持ちのマイルが枯渇しているから、韓国路線しか取れないという事実もあります)。

ちなみに、ANA便だと往復20万円です。背筋が凍ります。ANAの航空券はお高いので、今回も提携航空会社特典航空券を利用しました。

今回の旅行、帰路の日程を間違えて、予定より1週間遅い日付で予約してしまいました(たぶんクリックミスです)。予約後に気が付いたので、やむえをえず、現地発着の有償チケットを別切りで手配しました。LCCなども検討したのですが、それなりにお値段がかかるので、こちらは大韓航空便にしました。

2週連続旅行という、とても奇妙な旅程になってしまいましたが、コロナ明けの韓国を訪問する旅です。

スポンサーリンク


福岡空港から出国

今回の旅の始まりは福岡空港からです。なかなか福岡空港の国際線ターミナルに来ることが無いので、ちょっと新鮮な旅ですね。

福岡空港国際線ターミナルは2022年から増改築工事が実施されています。工事の真っ最中です。

アシアナ航空のチェックインカウンターがオープンするのは出発の2時間前です。4時間前に着いたので、チェックインまで2時間あります。待つのは嫌なのでオンラインチェックインをしました。QRコードにはLOUNGE INVITEDの文字が入っていますが、どこのラウンジか書いていません。

ちなみに、福岡空港国際線ターミナルには以下のようなラウンジがあります。コロナ禍も落ち着いて、休業していたラウンジも順次運営を再開しています。

福岡空港国際線ターミナルのラウンジ(2023年春)
・ラウンジ福岡 多くの航空会社の指定ラウンジ ゲート55付近
・KALラウンジ KAL上級会員用&プライオリティパス可 ゲート56付近
・ラウンジTIMEインターナショナル カードラウンジ ゲート56付近

以前はラウンジアジアやJALラウンジなどがあったようですが、2023年現在、3つのラウンジに集約されています。

アシアナ航空のWebサイトでは、指定ラウンジが「スターアライアンスラウンジ(クローズ)」と表記されていました。指定ラウンジが不明(2023年6月以降のWebサイト上ではLounge Fukuokaと書かれています)な状態です。

ラウンジ福岡が指定ラウンジだと思うけど、ラウンジが無いかもしれないのかなあ・・・などと考えながら、出国・保安検査を通過しました。

ラウンジ福岡は2023年4月に運営再開されたビジネスクラス客用のラウンジです(福岡空港が運営)。受付で利用可能か尋ねてみると、「多分使えるはずです。本来ならチェックインの際にINVITATION CARDを渡されるので、それを持参していただくのですが。一度問い合わせてみます」とのこと(すんません、イレギュラーで)。

今のご時世、オンラインチェックインする方も多いと思います。オンラインチェックインでもスムーズにラウンジ利用ができるようにしていただきたいものです。

スタッフさんに電話で問い合わせをしていただき、なんやかんやで10分くらいかかって入室許可がでました。広いラウンジで利用客は少なく、落ち着いた空間が広がっていました。福岡空港国際線ターミナルで随一のラウンジです。

そのあと、KALラウンジに移動しました。KALラウンジは大韓航空の運営するラウンジです。18時オープンの少し前にやってきました。こちらのラウンジはプライオリティ・パスで利用可能です。フード類も提供されているのですが、とても狭いのが難点です。利用者も多いので、せわしない印象。ちょっと窮屈だったので、ラウンジを移動することにしました。

KALラウンジの隣にある「ラウンジTIMEインターナショナル」はクレジットカードで利用可能なカードラウンジです。Dragon Passでも利用可能なので、中国系の方も利用されることがあります。国際線出発エリア内のカードラウンジは貴重です。

こちらは人が多くなくてゆったりと利用可能でした。ただし、フード類の提供はないので(有料でスナック類はいただけます)、お食事をしたい方は別のラウンジを訪問したほうがよさそうです。

搭乗開始時間になり、ラウンジを後にしました。ビジネスクラスで搭乗なので、優先搭乗させていただきました。

スポンサーリンク


OZ135便 アシアナ航空 エアバスA321-200NEO ビジネスクラスに搭乗

OZ135便 アシアナ航空 エアバスA321-200NEO ビジネスクラス ソウル仁川行きに搭乗しました。

アシアナ航空のA321-200NEOは2019年に納入開始なので、かなり新しい機種のはずです。

短距離路線のビジネスクラスは、横幅こそ広いですが、背もたれを後ろに倒すと後方席の方のスペースを妨げるので、リラックスすることはできません。アメニティはヘッドホン、スリッパと限定的です(クッションや小物類のアメニティはありません)。

個人モニターはありませんが、個人の端末でワイヤレスエンターテインメントを楽しめるようです。シートピッチは46インチ(約117㎝)と広々としています。

アームレスト下にUSB電源ポートとコンセントが用意されています。

短距離路線なので、ウェルカムドリンクのサービスはありませんでした。

利用客は韓国の方がほとんどで、みなさん大量のお土産を持参していました。一部、欧米系の方もいらっしゃいましたが、日本人乗客はほとんど見かけません。ビジネスクラスは満席でした。

スポンサーリンク


アシアナ航空 福岡ー仁川(OZ135便)ビジネスクラスのお食事

フライトは定刻20:40発です。福岡空港を後にします。

フライト時間1時間30分の超短距離国際線路線ですが、お食事の提供があります。

料理の選択枝はありません。

ラウンジ飯もいただいた後なので、お腹が空いているわけではありません。ローストビーフの挟んだサンドイッチです。この手のサンドイッチはパンが固めなので、ちょっと苦手です(調理が悪いわけではなく、単に私の好みの問題です)。

フードロスは勿体ないので、おいしくいただきました。

食事を終えて少しうとうとすると、すぐに着陸態勢です。

スポンサーリンク


韓国 ソウル 仁川国際空港に到着

韓国の首都ソウルの郊外の仁川市にある、仁川国際空港に到着しました。ソウルにはもう一つ、ソウル市内の金浦空港があり、中心部までの距離は金浦空港の方が近くて便利です。仁川空港からソウル市街へ向かう空港鉄道は、途中で金浦空港にも停車します。

仁川空港は国際線乗継需要を取り込むために乗継の利便性を重視しているようです。空港内の乗り継ぎに関する設備も充実しています(空港内に無料シャワールームやNAPラウンジがあり空港泊も可能です)。

アシアナ航空は第1ターミナルに発着します。

2023年6月現在、韓国の入国にはQ-CodeのWeb登録による健康申告が必要です(無くても手書きで提出できますが、事前申告の方が楽)。また、2021年9月から導入された、韓国版ESTAというべき「K-ETA」ですが、日本国籍パスポート所持者は2023年4月~2024年末まで免除されます。

K-ETAを免除されても入国に時間がかかるのは逃れられません。降機したのは22時を過ぎていて、入国手続きに20分くらい要したので、到着フロアへ出たのは22時30分くらいでした。

夜も遅いので、さっさとホテルに向かいたいと思います。地下に移動して、空港鉄道の駅をめざします。

第1ターミナルの空港鉄道駅前に、交通カードの自動販売機がありました。地下鉄やソウル近郊の地下鉄などで利用可能なICカードです。ソウルでは紙キップは販売されないので、Tmoneyと呼ばれる交通カードを購入して乗車するのが便利です。ショッピングで利用可能な店舗もあります。

現金チャージしかできないのが難点で、韓国ではどうしても手持ち現金が必要です。出発前に円をウォンに両替しておくのが望ましいです。

カードをタッチして入場。駅ホームにおりてきました。ホームドアが設置されていますね。空港鉄道は、第2ターミナル⇒第1ターミナル⇒・・・⇒金浦空港⇒ソウル市街と各駅に停車します。ソウル駅までノンストップの直通列車もありますが(所要時間約45分/改札もホームも別、Tmoneyは使えない、料金は普通列車の倍くらい)、今回は途中で降りる必要があるので普通列車に乗り込みます。

普通列車だと金浦空港まで約45分、その先のソウル駅まで1時間以上かかります。今回の宿泊は金浦空港近くで予約しています。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする