【弾丸旅行世界一周旅行記36】夜のロンドンとクリスマス・イルミネーション

ロンドンのテムズ川北岸を観光して巡りました。これから向かうのは、キングス・クロス駅。ハリーポッターでも有名な駅です。

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キングス・クロス駅の9と4分の3番線とビッグ・ベン

ロンドン塔の前、タワーヒル駅から地下鉄サークルラインに乗って、キングス・クロス駅に向かいます。タワーヒル駅構内では、地下鉄の12月後半休業予定と書かれた張り紙が各所に貼られていました。

ロンドンの人はクリスマス休暇を自宅で過ごすことが多いそうで、クリスマス前後は地下鉄をはじめ、多くの交通機関がストップするそうです。私が訪れたときは、12月上旬なので、交通機関はきちんと動いていました。

キングス・クロス駅に着きました。陽も沈んで、薄暗くなってきています。さて、キングス・クロス駅といえば、「9と4分の3番線」、ハリーポッターがホグワーツ特急に乗り込むプラットホームです。

キングス・クロス駅は映画製作の後から大掛かりな改修を行い、近代的なホームにリニューアルされています。

駅に入ってすぐのところにクリスマスツリーが飾られています。周囲の幾何学的な印象とマッチするシルバーのツリーですね。

プラットホームも新しくリニューアルされたようです。ハイテクな表示も設置されており、映画の雰囲気とは全然違いますね。

9と4分の3番線はこれらのプラットホームとは別の場所に、映画のワンシーンそのままに再現されています。

ワゴンが半分めり込んだ形でおかれており、ワゴンとともに壁の向こう側へ突入していくシーンを写真に撮ってもらえます。この壁の向こう側が、ハリー・ポッターのショップになっており、写真もこちらで購入できます。

写真撮影のラインです。私も順番に並んで写真を撮ってもらいました。

私はハリーポッターシリーズの映画が大好きなので、もちろん購入しました。ほかにもハリーポッターグッズを購入できます。

ロンドンの冬は、昼の時間が短いです。16時を回り、ロンドンの街にも夜の帳が訪れました。地下鉄に乗って、テムズ川に戻ります。

ウェストミンスター駅から地上に出たとき、目の前に飛び込んできたもの、それはライトアップされたビッグ・ベン(国会議事堂)でした。小金色に光る巨大な塔。これは生で見た人しかわからないと思いますが、心の底から感動させられるものがあります。圧倒的な重厚感、すごいの一言です。今回の一連の旅行でサグラダ・ファミリアの夜景と並んで印象的だった光景です。

ビッグ・ベンの隣にはウェストミンスター寺院が並んでいます。日没後なので中には入れません。外観だけ眺めます。その後ビッグ・ベンの前に戻って、再度、黄金色の時計台を眺めます。

やっぱりすごい。ピーターパンが今にも出てきそうです。敷地内にはクリスマスツリーも飾られていますね。

ーウェンストミンスター・ブリッジからテムズ川北岸を望むー

この後、ウェンストミンスター・ブリッジを渡り、今回で初めてテムズ川の南岸に至ります。

そこにはロンドンアイと呼ばれる、ロンドンブリッジを超える135mの高さからロンドンの街を俯瞰できる観覧車があります。歴史ある建物が多数あるテムズ川ぞいに、やや異色な赤いリング状のその姿を浮かび上がらせています。

予約すれば安く乗れるらしいのです。ロンドンではどこまで観光する余裕があるかわからなかったので、ここを含めてチケットの予約は一切していません。でも、せっかくロンドンまできたので、一人ぼっちで寂しいですが、乗ってみることにしました。

ゴンドラの前の建物でチケットを購入し、搭乗する列に並びます。冬場なので、混雑はしていません。優先入場のチケットも販売されていましたが、普通のチケットでも5分程度の待ち時間でゴンドラに乗り込めました。ゴンドラは20人以上は乗れそうな巨大な乗り物でしたが、日10人程度しか誘導されませんでした。私のほかにも、たぶん韓国の方だと思われるアジア系の人が一人で乗っていました。

ーロンドン・アイから望むチャリング・クロス駅ー

高い場所から眺めるロンドンの街はきれいで美しかったです。

―バッキンガム宮殿ー

写真に残すとピントが合いにくいので、綺麗なものは残せませんでした。

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ロンドンのクリスマスイルミネーションを堪能する

ロンドンアイの後は、線路の外側に設けられた歩道橋、ハンガーフォードブリッジを渡り、テムズ川北岸に戻ります。橋を渡った線路の先には、巨大なターミナル駅であるチャリング・クロス駅があります。その駅前に、ロンドンでおそらく一番有名なパブである「シャーロックホームズ」がありました。

パブはロンドン中の至る所にあるショットバーのようなものですが、みんな必ずしもアルコールを注文するわけではなく、ノンアルコールや軽食だけを注文する人も多いそうです。このパブでビールでもいただこうと思ったのですが、寒い夜なのに店の前のオープンスペースにもすごい人だかりです。あきらめて、次の目的地に向かうことにしました。

シャーロックホームズの目と鼻の先にトラファルガー広場があります。多くの人が待ち合わせなどに集っていました。一人旅で長居する場所ではないので、すぐにその場をあとにしました。

トラファルガー広場の傍ら、ストランドと呼ばれる通りのイルミネーションです。ストランドはロンドンでも早くから街灯が導入された通りだそうです。とにかくにぎやかな通りですね。

チャリング・クロス駅からピカデリーサーカス、オックスフォードサーカスにかけての通りは、ロンドンで一番の繁華街らしいです。ピカデリーサーカス方面に向かおうとして、間違えてアドミラルティ・アーチに向かってしまいました。とりあえず、トラファルガー広場に戻ります。

ーシアター・ロイヤル・ヘイマーケットー

改めて、ピカデリー・サーカス方面に向かいます。

―ピカデリー・サーカス周辺のイルミネーションー

クリスマスシーズンの12月なので、派手にライトアップされていました。特に何か買う予定もないので、のんびり散策するだけです。

ピカデリー・サーカスの象徴が、エロスの像です。ガイドブックの姿とは異なり、周囲を壁に覆われていました。何か修繕中なのでしょうか。

さらに、リージェント・ストリートをオックスフォード・サーカス方面に向かいます。

時間は18時すぎ。さすがに歩き疲れたので、ホテルに帰ることにしました。ホテルへ戻れるバスを確認し、乗り込みます。ピカデリーサーカスからランカスターまで、歩けば30分程度の距離ですが、繁華街の渋滞のなかでは1時間かかり、19時過ぎにホテルに着きました(私は車内で少し寝落ちしていました)。

毎年12月のこの時期、ホテル傍のハイド・パークでは、「winter wonderland」と呼ばれるイベントが催されています。是非とも足を運びたかったのですが、疲労がたまっていたのか、ホテルから出る気力が残ってません。そのまま、ベッドにダウンしました。

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