【世界一周解説編42】特別編 私の大好きな航空会社ランキング 2025

世界一周解説編では航空券に関して解説させていただいていますが、今回の記事は解説ではありません。私の主観で発表する航空会社ランキングです。

エントリーするのは私の搭乗したことのある航空会社だけになります。何度も利用している航空会社になるほど有利になるのは否めないですが、特に外資系航空会社を選択する際に参考にしていただければと思います。

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タビズキ流 好きな航空会社ランキング

第9位 シンガポール航空/ニュージーランド航空

第9位が2社あります。優劣つけがたいので同率9位させてもらいました。偶然にもスターアライアンス系の2社が入りましたが、共通するおすすめポイントがあります。

おすすめポイント
機内が清潔でCAさんのサービスが丁寧
ラウンジ内も清潔で洗練されています

エコノミーでもビジネスクラスでも、機内がきれいに維持されています。外資系航空会社はCAさんの対応が雑に感じられることも多いですが、こちらの2社は丁寧で好感が持てます。航空会社ラウンジも清潔で、何度も乗ってみたくなります。

第8位 ブリティッシュ・エアウェイズ

世界一周航空券で何回かファーストクラスを利用させてもらってます。ヨーロッパの短距離線でもっとも愛用していますね(フィンエアーとルフトハンザもよく使いますが)。イギリスを代表するワンワールド系航空会社です。

おすすめポイント
ヒースローのファーストクラスラウンジが〇
インボラアップグレードが降りてくることも

ワンワールドのステータスあってのことだと思いますが、ヒースロー発の便に搭乗する際には、ブリティッシュ・エアウェイズのサービスが十分に堪能できます。コンコルドルームのサービスは秀逸です。

個人的に、短距離路線とはいえビジネスクラスへアップグレードしていただけたので(笑)、ランキングを高めにしてしまいました。

第7位 ピーチ航空

成田空港や関西空港をハブ空港としてネットワークを広げるLCCのピーチ航空。関西在住の私も愛用させていただいています。

おすすめポイント
意外な路線やFSCに無い路線があり比較的安い
機内はFSC並みに綺麗に清掃されている
デメリット
直前だと意外に高い
ラウンジが使えない
関西空港の第2ターミナルが遠い
マイルやマイレージポイントは貯まらない

LCCなのでサービス面で多少のデメリットが出てしまいますが、FSCに無い路線で利用させていただくことが多いですね。北海道地方路線はFSCが運航していませんし、福岡路線はFSCに夜遅い便がないので利用することがあります。成田発国際線へのアクセスにも有用です。

2025年現在、LCCの価格が高騰してFSCとあまり変わらない(FSCより高いことも)ことが多く、マイル付与やサービス面から考えてFSCを選択することが多くなりました。特に、千歳便や那覇便は高どまりしていますね。もともとANAが運営していた路線を多く引き継いでいることもあって、無いと困る航空会社ですが優先順位は下がります。

第6位 JAL

日本を代表する航空会社で、知らない方はいないでしょう。JGCステータスをいただいていることもあって、愛用させていただいています。

おすすめポイント
日系航空会社らしい質の高いフライトサービス
国際線特典航空券が片道から発券可能
JGP(JGCプレミア)は達成しやすい
デメリット
公式Webサイトの不具合が多い
特典航空券に必要なマイルが多すぎる
ディスカウントマイルの特典航空券が使いづらい

愛用しておいて苦言を多数呈して申し訳ありません(よく利用しているからこそ、デメリットが目につきます)。Webサイトが不安定でエラーが頻発します。JALは以前からアマデウスという世界的な航空券予約システムを利用していますが、そちらの影響のようです(ANAも2025年にシステム移行したあと、エラーが頻発するようになっています)。

特典航空券の検索サイトも使いづらく、特典航空券PLUSの導入で必要マイル数もかなり多くなっています。どこかにマイルも弾丸旅行が中心の私には使いにくい仕様です。

日本国内のネットワークが充実していますが、正確に言うと地方はRAC、HAC、JTAなどの便になるので、JALの純粋な路線はあまり多くありません。

国際線エコノミークラスはシートピッチが広くて定評があります。反面、A350-1000以外のビジネスクラスやファーストクラスのシートは、他社に若干劣る印象です。

機内公用語が日本語なのは気分的に楽なので、総じて外資系航空会社より評価が高くなります(私は英語が全然ダメなので)。機内サービスはさすが大手航空会社だけあって、良い意味でそつなく満足できます。

ANAダイヤモンドに比べるとJGCプレミア(JGP)は圧倒的に達成しやすく、JGPになるとワンワールド系ファーストクラスラウンジを楽しめます。ANAダイヤモンドになっても、他社のファーストクラスラウンジは使えませんからね。

以前はANAよりJALの方が好きだったのですが、Webと特典航空券の件で評価がぐんと下がって、ANAの方が高く評価しています。

第5位 フィンエアー

フィンランドのフラッグシップキャリアであるフィンエアー。ワンワールドのアライアンスに所属していて、日本から最も近いヨーロッパとして、乗り継ぎ需要を確保してきました。

おすすめポイント
北欧系航空会社らしいシンプルで洗練されたサービス
ヘルシンキでの乗り継ぎネットワークの充実

JALマイルで特典航空券がお手頃に確保できるので、国際線ではJAL便より利用頻度が高くなります。ヘルシンキのフィンエアーラウンジは上品で清潔です。お食事も私好みです。機内サービスも丁寧で、マリメッコやイッタラブランドのアメニティもうれしいです。

第4位 日本トランスオーシャン航空

JAL便名の沖縄路線を多数運航する航空会社です。ワンワールドのアフィリエイトメンバーでもあり、ワンワールドのステータスサービスを受けることができます。

おすすめポイント
ジンベエジェットの見た目が楽しい
ワンワールドサービスが享受できる
南国に向かうわくわく感が感じされる機内アナウンスとサービス

RAC(琉球エアコミューター)と違いワンワールドステータス会員サービスを受けることができます。オリオンビールや泡盛など、沖縄路線らしい飲み物を購入できるのもうれしいですね。機内サービスの飲み物でさんぴん茶が選択できます。関西在住なので、関西ー那覇便や関西ー石垣便などを利用させていただくことが多いです。

那覇発関西行きの遅い便が欲しいところです(17:30発の便に微妙に間に合わなくて、石垣経由で帰ることもあります)。

第3位 ANA

旅客売上が日本一、「みんなのランキング」サイトでもおすすめ1位にランクする、日本を代表する航空会社です。

おすすめポイント
ANAマイルの貯めやすさ、特典航空券の使いやすさは抜群
とくたびマイルを利用して思い立ったら旅に出られます
充実のネットワークとラウンジサービス
ハワイサービスが格段に充実
デメリット
地方ネットワークは若干JALに劣る
ダイヤモンド会員へのハードルは絶壁
2025年春以降、Web予約システムが不安定化

まず第1にマイルサービスが充実しています。JALはマイルをインフレさせて価値を落としていますが、ANAは以前から陸マイラー向けのマイル獲得方法が充実していて、少ないマイルでも利用できるとくたびマイルのようなディスカウントマイルサービスを常設しています。ステータス会員でなくても、マイレージサービスの恩恵を受けやすくなっています。

国際線特典航空券の予約画面は使いやすく、普通想定しないような奇抜な路線を提示してくれるので旅の楽しみが膨らみます。ただし、2025年春以降のANA Web予約システムはかなり不安定化し、エラーが多発するようになっています。おそらくアマデウスにシステム移行した影響でしょう。国際線のオンラインチェックインもできないことが多くなっています。

フライイング・ホヌ就航以降のハワイ路線サービスが充実し、トロリーバスや街中ラウンジ、ホノルル空港ラウンジを新設し、とても快適な旅を提供してくれます。機内サービスもさすが大手で、もちろん日本語が通じるのも○です。

Webシステム以外に欠点らしい欠点は無いのですが、強いて言えば、沖縄や鹿児島などの地方路線はJAL系の後塵を拝するかたちになります(RACやHACのような地方航空会社との提携が無いため)。ただし、ORCやADOと提携しているのでネットワークが強い地域もあります。地方空港発着国際線がほとんど無いこともウィークポイントです。

ANAの最上級会員であるダイヤモンド会員になるのはかなりハードルが高いです。JALの場合、JALカードの5,000FOPを利用するとJGCプレミアくらいなら到達できないことはないので、ほぼ最上級に準じるところまで至れます。ANAダイヤモンドはライフソリューション関連を積み上げてもなかなかのハードルですし、ダイヤモンド会員にならないと国内線のANA SUITE LOUNGEを利用できません。まさに高嶺の花です。これが欠点となるか、ブランド価値となるかは考えが分かれるところでしょう。

私事ですが、プレエコ→ビジネスクラスのインボラアップグレードをいただけたことがあるので、ランキングを上位にしちゃいました。Web予約システムが不安定化しなければ私的に1位だったんですけどね。

第2位 スターフライヤー

北九州をハブ空港とする地方航空会社ですが、関西ー羽田便を多数就航させています。ANAと提携を結んでいて、多くの便でANA便として利用可能です。ねとらぼの人気ランキング1位になっています。

おすすめポイント
ホットコーヒーにチョコレートが付いてくる
スターフライヤーマンがいかしている
関西ー羽田便が多くANAと相互補完できている
デメリット
羽田空港で航空会社ラウンジが使えない

伊丹空港と違い、関西空港には門限が無いので、深夜便は関西空港を利用することが多くなります。必然的に往復ともに関西空港利用になることもあり、その際にスターフライヤーを利用することも多いです。

同じ普通席でも、席モニターがあったり、コーヒーにチョコレートがついてきたりと、スターフライヤーならではのサービスがうれしいですね。羽田空港では第1ターミナル発着になるので、ANAラウンジが利用できないことが唯一の残念ポイントです。

第1位 キャセイパシフィック

ワンワールドの設立メンバーである古参航空会社で、香港を拠点にネットワークを形成しています。

おすすめポイント
ワンワールドステータス会員に対するサービス意識が高い
食べ物が日本人好み
サービスが丁寧で機内も清潔
香港空港のラウンジが秀逸

外資系はステータス会員サービスが「必要最低限」な航空会社多いですが、キャセイパシフィックは他社会員であってもワンワールドステータスがあれば比較的手厚い心遣いがあります。エコノミークラスに搭乗していても、声掛けやブランケットの事前用意など、細かいことですがありがたいです。

香港空港のラウンジサービスは秀逸で、The Wingのカバナ(2025年現在休止中)やThe Pierのデイスイート(仮眠室)は是非とも体験したいところです。アジア各地やロンドン・ヒースローにもラウンジがあり、至る所でサービスを受けることができます。

中華系ということもあって、お食事が日本人にも受け入れやすいメニューが多いですよね。JALマイルの利用先としてもお勧めになります。そもそも、関西空港にはJALやANA便がほとんどないので、香港や台北路線で利用する機会が多くなります。

まとめ

独断と偏見の私の推し航空会社ランキングでした。ある程度利用頻度と相関してしまうのは否めませんね。関西在住だからこそのスターフライヤー推しですが、北海道に住んでいたらADOやHAC推しだったかもしれません。

JAL利用頻度もかなり多く、特にラウンジサービスを評価しているのですが、Webサイトが他社に比べて圧倒的に不安定なので、チケット発券できないこともしばしばあり、ランキングを大きく下げています。今後の改善に期待したいところです。

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