【世界一周解説編53】JALとマリオットの相互ステータスマッチ開始 2026年7月14日から大量FOPゲットのチャンス

2026ねん7月14日、JALとマリオット・インターナショナルが強烈にインパクトのある相互ステータスマッチを開始しました。あまりの衝撃なので、カナダ旅行の連載記事の途中ですが、解説編としてアップさせていただきます。

今回はそのステータスマッチの解説記事です。

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JALとマリオット・インターナショナルの相互ステータスマッチ

2026年7月14日にJALとマリオットから発表され、同日から即時施行されているステータスマッチは、かなりお得なものとなっています。

JALマイレージバンク(JMB)会員からマリオット・ボンヴォイ会員へのステータスマッチ
JMB マッチされる
マリオット会員
条件 連携後6か月の
チャレンジ
一般会員(JMBベース) シルバーエリート 6か月以内6泊
JMBクリスタル シルバーエリート 6か月以内4泊
JMBサファイア シルバーエリート なし 6か月以内10泊で
ゴールドエリート
JGCプレミア ゴールドエリート なし 6か月以内16泊で
10,000Pts獲得
JMBダイヤモンド ゴールドエリート なし 6か月以内10泊で
プラチナエリート(初年のみ)
6か月以内16泊で
15,000Pts獲得
JMBダイヤモンドメタル ゴールドエリート なし 6か月以内10泊で
プラチナエリート
6か月以内16泊で
15,000Pts獲得

JGCプレミア以上だとゴールドエリートにマッチされます。宿泊数によってマリオット・ボンヴォイポイントも獲得できるので、ホテル修行中の方におすすめです。ただし宿泊数という形の付与ではないので、いただいたステータスからさらに上位を目指すなら、0泊から実績を積み上げるか、ステータス連携後6か月のチャレンジしか方法はありません。また、残念ながら、平JGCステータスではステータスマッチ対象外になります(JMBベース扱い)。連携後6か月のチャレンジが、2年目以降もチャレンジ可能かどうかは両社の公式HPの解説でも詳細が書かれていません。

マリオット・ボンヴォイ会員からJALマイレージバンク(JMB)会員へのステータスマッチ
マリオット・ボンヴォイ会員 獲得できるFOP(毎年)
一般会員 2,000pts
シルバーエリート 5,000pts
ゴールドエリート 10,000pts
プラチナエリート 20,000pts
チタンエリート 30,000pts
アンバサダーエリート 40,000pts

すごいのは、ライフタイムエリートでも対象になること。2026年現在では獲得することができないライフタイムチタンだと、毎年30,000ptsのFOPが自動加算されます。うらやましいですね。

30,000ptsでJMBクリスタルになることが可能です。チタン以上はクリスタスへのステータスマッチと同義ですが、FOPの形で付与されるので、より上位のステータスに挑戦可能です。

ステータスマッチのタイミングに注意

ステータスマッチはまず登録のタイミングで実施されます。その後、毎年春頃にステータスマッチの判定がなされるようです(マリオットHPにはあまり詳しく書かれていないのですが、JALの公式HPに詳細説明があります)。

もう少しで上位ステータスに達する予定の方は、目標のステータスに達してから連携したほうがお得だと思います。かといって遅くなるとステータスマッチのメリットを享受する期間が短くなることもあり、ここはジレンマですね。次のステータス判定は来年の春になるので、メリットとデメリットを十分比較して連携時期を考えましょう。

このステータスマッチのすごさは、毎年継続判定がされることです。従来よく見受けられる一般的なステータスマッチは、3ヶ月くらいのお試し期間のうちに規定数の搭乗あるいは宿泊をこなして(ステータスチャレンジみたいな感じ)、ステータスを確定させるパターンが多いです。JALとマリオットの提携では、毎年自動マッチングされるんですね。

だからこそ、ライフタイムエリート所持者にとって今回のステータスマッチに凄みがあります。私はライフタイムプラチナを所持しています。毎年20,000FOPがゲットできるというのは、かなり大きいです(毎年JMBクリスタルをもらえるよりFOPの方がうれしいかもしれません)。

実際にステータス連携してみた

私は、JALはJGC平会員、マリオットはチタン会員です。連携登録はマリオットの公式HPにログインして行うことができます。連携は即時施行され、FOPもすぐに付与されました。

マリオット⇒JALではチタンエリートのステータスのおかげで30,000FOPを獲得できました。5分後くらいにはJALアプリでもFOP付与が確認できました。これで、JMBクリスタルになることができますね(JGC平会員よりJAL便搭乗時の獲得マイルも増える!)。

翌日の7月15日になって、無事にJMBクリスタルの資格が付与されました。

2026年はJALのステータスをあきらめていましたが、JALカード・初回搭乗特典の5,000FOPもあるので、合計35,000ptsの「ゲタ」を履かせていただいている状態です。JMBサファイアを目指してもいいかもしれませんね。

このFOPはJALグループ便扱いです。ワンワールド便扱いではないので、上位ステータスをめざすためには価値が高いです。

私の場合、JAL⇒マリオットでは特典なしになります。ただ、今年いただいたFOPを足掛かりにJGCプレミアくらいまで行けば、マリオット・ボンヴォイポイントの獲得も視野になりますね(ポイントゲットのチャレンジは毎年開催されるかどうか不明です)。

ステータスマッチを有効活用するには

今回のステータスマッチを利用して、さらに上を目指すことができます。

まだ会員ステータスが真っ白の場合、Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・プレミアム・カードでマリオット・ボンヴォイのプラチナ会員を軸に展開するのがおすすめだと思います。

①Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・プレミアム・カード⇒500万円決済でマリオット・ボンヴォイ・プラチナエリート⇒ステータスマッチでFOP20,000pts獲得⇒JMBクリスタル(要FOP30,000pts)あるいはサファイア(要FOP50,000pts)へ

②Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・カード⇒マリオット・ボンヴォイ・ゴールドエリート⇒ステータスマッチでFOP10,000pts獲得⇒JMBクリスタル(要FOP30,000pts)へ

JAL側からのステータスマッチは若干渋い印象ですが、マリオット側からのステータスマッチはかなり有効利用できそうです。

JALマイル修行としてのステータスマッチ

マイル修行の方々に大事になるのはFOP単価です。マリオット・ボンヴォイ一般会員でも2,000FOPが「無条件」で手に入るので、とりあえずマリオット入会⇒連携するだけでもお得です。

マリオット・ボンヴォイ会員 獲得できるFOP(毎年) 必要宿泊数 1FOP価格(1宿泊15,000円換算)
一般会員 2,000pts 0 0円
シルバーエリート 5,000pts 10泊 30円
ゴールドエリート 10,000pts 25泊
(特典で10 or 20泊)
クレジットカード所持
25泊で37.5円
20泊で30円
カード所持で0円
プラチナエリート 20,000pts 50泊(特典で35or45泊)
クレジットカード特典
50泊で37.5円
35泊で26.3円
カード特典で0円
チタンエリート 30,000pts 75泊(特典で55泊) 75泊で37.5円
55泊で27.5円

Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・カード(年会費34,100円)などではマリオット・ボンヴォイの会員ステータスが付与されます。ゴールドエリート会員付与や(プレミアムカードで500万円の決済が必要ですが)プラチナ会員付与によりステータスを獲得した場合、0円でFOPを獲得できます。

実質、クレジットカードの年会費でFOPを購入していると考えていいかもしれません。ゴールドエリート会員のケースで考えると、Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・カードだと1FOP3.41円という驚異的な価格を叩き出します。JAL修行のお供にマリオットカードという新時代がやって来そうです。

Marriott Bonvoy⁠ アメリカン・エキスプレス⁠・プレミアム・カード(年会費82,500円)は年間15泊の宿泊実績が付与されます。また、(カードとは無関係ですが)50泊の宿泊実績達成時の特典で5泊の宿泊実績付与があります。この辺りを駆使すると55泊でチタンエリート獲得が可能で、その際のFOP単価は27.5円くらいです。

マイル修行では6~12円/FOPくらいを目指す方が多いので、若干コスパが悪いかもしれません。しかし、JALとマリオット、両方のステータスを獲得できると考えると、チタンエリートでもコスパがいいと考えられます。

JAL以外のステータスマッチにも注目

JAL以外にもステータスマッチ実施中の航空会社があります。マリオット側からのステータスマッチのみ見ていきます。

マリオットステータス ゴールド プラチナ チタン
シンガポール航空 ノーマル
6月で2便搭乗で
シルバーに
シルバー
6月で4便搭乗で
ゴールドに
シルバー
6月で4便搭乗で
ゴールドに
エミレーツ航空 優先搭乗
優先チェックイン
優先搭乗
優先チェックイン
キャセイパシフィック航空 グリーン
12月で1便搭乗と
150pts獲得で
シルバーに
シルバー
12月で1便搭乗と
300pts獲得で
ゴールドに
シルバー
12月で1便搭乗と
300pts獲得で
ゴールドに
ユナイテッド航空 プレミアム・シルバー
エアカナダ エアロプラン25K
ドイツルフトハンザ航空 マリオット⇒航空会社のステータスマッチは無し

単にワンワールド・サファイアになるには、キャセイパシフィック航空の方が容易かもしれませんが、より上位を目指すならJALの方がいいでしょう。

スターアライアンス・ゴールドを目指すならユナイテッド航空が一番簡単ですが、チタン会員である必要があります。プラチナ会員から目指すならシンガポール航空の方がハードルが低そうです(クアラルンプールーシンガポール便などの短距離路線がねらい目です)。

まとめ

2026年現在、JALのFOP獲得に使えるキャンペーンはJALカード・初回搭乗5,000FOPのキャンペーンしかありません。一気に万単位でFOPをいただけるキャンペーンはかなり破格です。マリオットのホテル修行されている方にとってはかなりお得で、特にライフタイム・エリートの資格を持っている方は、毎年ゲタを履かせてくれるおいしいキャンペーンになっています。とりあえず登録しておきましょう。

JAL側からマリオットへのステータスマッチとしてはそれほどおいしくありませんが、マリオットステータスからのマッチで大量FOPゲットのチャンスになっています。それも毎年です。ステータスが高い状態での連携がおすすめになります。

2025年まで、マリオット・ボンヴォイでは毎年上半期に宿泊実績を2倍提供するキャンペーンを実施していました。クレジットカード特典によるゴールドやプラチナステータスの方も多いですが、チタン会員も量産されています。ネット上でも2万~3万FOPゲットしたという報告が多数挙がっており、お祭り騒ぎですね。2026年上半期の宿泊実績キャンペーンはかなり渋かったので(なぜか、私は想定の半分くらいしか付与されていませんし)、2027年のチタン会員数はかなり少なくなると思います。JAL修行するなら今年が最後かもしれません(あと半年も残ってませんが)。

マリオット・インターナショナルがステータスマッチの対象にANAではなくJALを選んだのは、ANAとIHG(インターコンチネンタル系ホテルグループ)の仲が緊密で対抗する意味合いがあったのでしょう。といってもIHG宿泊時にANAステータスの特典はあまりない(割高な特典付きプランを選択しなければならない)ので、ANAとの提携がIHG顧客の増加につながっている印象はあまりないですね(せめてIHGをANAカード特約店にしてほしいものです)。

同様にJALとワンハーモニー(ニッコーホテルやオークラ系ホテルのグループ)の提携も弱く、ワンハーモニー宿泊時にJALステータスの特典はほぼありません(ワンハーモニーはJALカード特約店でもありません)。JALマイルを利用すればワンハーモニーステータス獲得ができますが、消費するマイルは割高な印象です。今回の提携で、JALのステータス会員はマリオット・ボンヴォイのステータスを獲得できるため、ワンハーモニーよりマリオット系ホテルを利用するメリットが高くなりましたね。

ちなみに、2026年現在、フライング・ブルー(スカイチーム エールフランス・KLMのマイレージプログラム)ではJALやANAからの有料ステータスマッチが実施されています。こちらも注目ですね。

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