【海外弾丸旅行2026】カナダ編(6)カナダ・イエローナイフ 深夜極寒でホテルの予約が無い! やってくれましたよOTAサイト

2026年新春のカナダ弾丸旅行の第6回になります。

前回までの記事で、羽田空港からANA便ビジネスクラスでカナダ・バンクーバー空港へ。バンクーバーからエア・カナダ便を3便乗り継いでイエローナイフを目指す予定が、途中で欠航によるバス移動も挟み、なんとかイエローナイフ空港に到着です。

旅の目的であるイエローナイフでのオーロラ鑑賞ツアーを終えて、市街のホテルに送っていただきチェックインですが、予約したお部屋が無い! 深夜3時、マイナス40度、ホテルは満室、これって詰んでるよね。空港や温暖な市街地で予約が無い状況と深刻度が違います。

今回はOTAサイト(オンライン・トラベル・エージェント)経由ホテル予約のトラブルです。愚痴多めのちょっと面倒くさい記事ですが(笑)、トラブルの内容と経過は(多少記憶違いがあるかもしれませんが)事実です。

海外弾丸旅行2026カナダ編の最初の記事はこちら↓

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客室の予約が無い(1) ホテル予約の経緯を振り返り

今回の旅を計画したのは旅の1月前くらいです。ANAのバンクーバー往復ビジネスクラスの特典航空券を予約できたので、現地ホテルやツアー予約を開始しました。イエローナイフには大手チェーンのホテルがありません。冬季のイエローナイフ・オーロラツアーは人気なので、かなり早い時期からホテル予約は埋まっています。

予約したホテルは、イエローナイフのホテルでは人気の「ザ・エクスプローラー・ホテル・イエローナイフ(The Explorer Hotel Yellowknife)」です。JTBなど日本のトラベルサイトではすでに満室でした。

仕方なく、海外OTAサイトで予約を試みます。OTAとはOnline Travel Agentのことで、ようはオンライン旅行代理店の総称です。

大手OTAサイトでこちらのホテルを検索してみると、ブッキングドットコムやホテルズドットコムなど多くのサイトで満室でしたが、2025年にトラブルを頻発させて有名になった(日本では果物の名前が入った芸人2人組がCMしている)OTAサイトと(仮に「3文字トラベル」とします)、百科事典のような名前のアメリカのOTAサイト(仮に「百科事典トラベル」とします)では予約可能でした(この時点で違和感を持っておく必要がありましたね)。この記事では仮の名前で通したいと思います。

3文字トラベルと百科事典トラベルを比較すると3文字トラベルの方が安かったので、とりあえず仮押さえのつもりで予約したところ、キャンセル不可の料金設定しかなかったようで変更が効かない状態になりました。3文字トラベルは客室が無くても予約を受けるトラブルメーカーとして以前は有名でしたが、2025年に改善計画を発表し、それをもって(3文字トラベルのことを大批判していた)日本の某ホテルリゾートとも提携を結んでいたので、まあ安心していいかなと軽く考えていました。

2026年夏現在でも、3文字トラベルはネット上で多数のトラブルが報告されています。

この時点での反省点です。

他のOTAサイトで満室になっているホテルを予約するのはリスクが高い。
そもそも前科のあるOTAサイトを利用するのは避けるべき。
キャンセル不可かどうかを確認してからホテル予約をするべき。

客室の予約が無い(2) チェックインとOTAとの交渉

深夜3時、外はマイナス40度の極寒の中、オーロラ鑑賞ツアーを終えてホテルにやってきました。この日はフライトの欠航にも巻き込まれてくたくたになっていたので、もう早く寝たいというのが本音です。

さて、チェックインですが・・・。

「チェックインお願いします」
「予約がありません、ホテルは満室です」

これが悲劇の始まりです。フロントスタッフさんからのお言葉に凍りつきましたが、間違いなく予約しているので黙っているわけにはいきません。

私は「3文字トラベル」で予約したこと、予約確認メールの提示をして、きちんと予約をしていることを説明しました。

フロントスタッフ確かに百科事典トラベルからタビズキさん名義で予約が入っていましたが、2日前に百科事典トラベルからキャンセルされています

やってくれましたよ、3文字トラベル。このタイミングですか。

そもそも、私の方にキャンセル不可のホテル予約をキャンセルするメリットは無いはずです。

とりあえず、3文字トラベルに連絡を取る必要があります。北米のサイトに相談しても英語になるの交渉が難しい。日本時間で16時ですし、日本のサイトにアクセスします。トラブル相談はテキストAIなので、ちょっとイライラするのですが、まあそれは置いておきましょう。

なんやかんやあってから、こちらから3文字トラベルの担当部署へ電話することになりました。海外で電話できるようにしておいてよかったです。

担当の方は片言の日本語だったのでニュアンスが通じにくかったのですが、3文字トラベルさんとの話をまとめますと、

今回の予約は3文字トラベル上のシステムでは確かに予約が入っている。
入金も確認できている。
3文字トラベルからいくつかの会社を経由する形でホテルを予約している。
ホテルの客室が満室なのも確認しました(3文字トラベルから直接ホテルに確認したようです)。
3文字トラベルの方から代替のホテルや客室を用意することはできません。
全額返金及び3文字トラベルのポイントを進呈するので許してください。

とまあ、こんな感じですね。こちらはポイントはいらんし、どこのホテルのどんな客室でもいいから寝かせてくれというのが本音です。外は氷の世界でホテルが多い地域でもなく、そもそも真夜中です。自力でホテルを見つけるのは不可能でしょう。日付がすでに変わっているので、ネットで探すのも難しそうです(特に日本語サイトでは日本時間に準拠するので厳しい)。

まとめますと、3文字トラベルから百科事典トラベルを経由して確保した予約が、百科事典トラベル(あるいはその手前)がキャンセルしたために客室予約が無い状態になった、ということになります。会社間の連絡ミスか、会社の人間が予約を横流ししたか(予約の取りにくい人気ホテルの場合にあるそうです)、あるいは意図的なものか、いずれにせよ、ホテルが悪いのではなく、OTAサイトに責任がありそうです。

「ポイントはいらないから責任をもって(他のホテルでもいいから)客室を用意してください。深夜3時で現地でホテルを確保できるわけが無いし、都会じゃないのに移動する手段があるわけがないでしょう。ホテル追い出されたら、マイナス40度ですよ」
※イエローナイフはUberなどの配車サービスが無く、深夜のタクシー運行は無い。

3文字トラベル「とりあえずインターネットカフェなどの暖かいところに移動していただいて・・・」
「ニューヨークじゃあるまいしそんなところあるわけないでしょう」
3文字トラベル「ポイント付与では納得していただけないということでしょうか」
「それで納得したら私は命を落とすしかないんですけど」

3文字トラベルの契約不履行だけでなく、未必の故意が上乗せされた気がします(現場はカナダですから違うかもしれませんが)。大手企業としては個人客なんてどうなってもいいんでしょうね。あるいは、3文字トラベル本社のある東南アジアではこれが標準なのかもしれません。消費者センターに相談したくても、相談できるまで私が生きていられるかわからない状況になってしまいました。

こちらの弱みとして、イエローナイフからの復路フライトを3文字トラベルで予約しているということです。完全にちゃぶ台をひっくり返すと、3文字トラベルに勝手にフライトをキャンセルされて帰れなくなってしまうかもしれません。独断キャンセルが得意な会社らしいので、これ以上の被害は避けなくてはいけません。

夜が明けてから、(疲れて寝ているところ起こされて)3文字トラベルのトラブル対応責任者(さっきの方の上司)らしい方から電話が入ってきました。ポイントをさらに上乗せするので納得してくださいとのことでしたが、私の中では3文字トラベルは二度と使わないと固く心に誓っていたので「ポイントが欲しくてごねているわけではない。(代替ホテルも用意してもらえなかったので)どうでもいいです」と返事しました。復路のフライトの件もあるので、できるだけ感情を抑えた対応に終始したつもりです。かなりのポイントを提示されたので(スイッチ2が余裕で購入できる額でした)、ちょっともったいなかった気がします。

客室の予約が無い(3) ホテルとの交渉

3文字トラベルがあてにならないことを確認したうえで(まあこんな感じになりそうな気がしていましたが)、ホテルのスタッフさんと直接交渉です(英語がダメダメな私にとって、かなりの苦行です)。

フロントスタッフさんは私にかなり同情的でしたが、無い袖は振れないといった感じ。私はこちらのホテルには連泊予定でした。深夜にチェックアウトしていく方もいるので、空いている部屋はあるものの清掃係が入るのが9時以降なので利用できない、翌日以降は客室が空いているとのこと。

なんだかんだで深夜4時くらいになっていますし、9時まで待てば部屋を用意できるとのこと。ホテルの公式Webサイトで予約してくださいとのことで、その場で予約完了させました(どの部屋が早く使えるか尋ねたのですが、好きな部屋でいいよとのこと)。

お部屋ができるまでの間、ロビーのソファでブランケットとクッションを貸し出していただいて寝かせていただきました。ミネラルウォーターのペットボトルもいただいて、なんかすみません。

8時30分くらいにお部屋の用意ができたとのことで、ルームキーを手渡していただけました。その際のルームキーがなぜか使えず、すぐにフロントで再発行してもらうことになりましたが、これはご愛嬌ということで。終始、フロントスタッフさんには親切にしてもらえたと思います。

トラブルのまとめ

今回の件では海外OTA運営会社による無断予約キャンセルによりホテルに宿泊できない事態が生じました。3文字トラベルを使ったのは今回が初めてなので、私にとってトラブル率100%の会社です。

海外OTA運営会社の予約はあてにならないだけでなく、事後処理を頼ることもできないことが身に染みてわかりました。結果論ですが、宿泊代金が1泊分浮いたので(仮にOTAサイトポイントを受け取っていれば大幅に黒字になっています)、ちょっと得した面もあります。そういう意味では、都会で同じトラブルに遭ったらむしろウェルカムかもしれません。

全体を通しての反省点です。

・他のサイトで満室になっているホテルは予約しない方が無難。
・予約時にキャンセル可能か十分確認を。
・予約が無効であった場合に現地で対応できないような立地のホテルは必ず直接予約を。
・どうしても海外OTAサイトで予約する場合は最悪のケースを想定して対応できるように。
・事前にリコンファームしてもダメな時はダメ。
・(開き直れるなら)ポイントをもらっておくのもありだったかな・・・。

ポイントをもらってしまうと今回のトラブル対応に納得した扱いになりそうなので、やせ我慢ですが(まだ未練もありますが)ポイントを断る判断をしたのは仕方なかったと思っています。だって、予約があてにならない会社のポイントをもらってもまた同じことの繰り返しですし、もう二度とこんな怖い思いをしたくありません。

OTAサイトの対応に納得していないことは伝えましたし、きちんと事後対応していただけないので払い戻しだけ約束してもらい話を打ち切りました。私はいろいろと根に持つ面倒なタイプです(笑)。幸い、宿泊料金はきちんと返金されました。

ちなみに、ネット上情報で「数日前に直接ホテルに(予約を)リコンファーム(再確認)しておくと大丈夫」との意見もありますが、今回のケースは2日前に無断キャンセルされていたのでリコンファームしていてもだめだった可能性が高いです。

3文字トラベルは「関連会社やホテルには十分指導をしておく」と言っていましたが、問題はそこじゃない気がします。私もホテルも、そしてトラブル対応の方も被害者みたいなものです。そもそもの予約システム運用に問題があるから同様のトラブルが頻発すると考えられます。

また、予約した客室をOTAサイトが用意できていなくても、ポイントをサービスしておけば、そのあと顧客がどうなっても会社としては問題ないという認識なのでしょう。トラブルリスクを放置するだけでなく、トラブル収拾も十分とはいえません。

とまあ、3文字トラベルによって命を落としかけたトラブルはなんとか自力救済という形で決着できました。この日は疲れ果てて、昼過ぎまで熟睡です。疲れたし、長い1日でしたし、観光時間も圧縮されるし、散々でした。

この件があったので、3文字トラベルを通して予約した復路フライトが有効なのか不安になり、イエローナイフ滞在中何度も航空会社サイトにログインして予約を確認していました。何も信用できませんから。

今回、スマホで何度も日本へ国際電話しましたが、楽天モバイルのアプリを使ったので電話代は0円です。楽天モバイルは海外で大活躍ですね。毎回3GB以下の最低料金分しか利用していませんが、海外データ通信&国際電話の専用機として利用価値大です。

次回はイエローナイフの街を観光します。

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