はじめに
2025年に入って日本国内のプライオリティ・パス対象施設の利用制限が増え続けていましたが、久々に朗報が舞い込んできました。新千歳空港にプライオリティ・パス対象の施設が新規設定されました。2025年8月7日から利用可能になっています。
こちらの記事は速報版です。実際の訪問時体験記はこちら↓
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新千歳空港にプライオリティ・パス対応施設「Cafe Sky Library」が登場(2025年8月7日~)
今回、プライオリティ・パスの対象となったのは、北海道・札幌・新千歳空港国際線ターミナルにある「ポルトムインターナショナル北海道」という宿泊施設内の4階にあるカフェ「Cafe Sky Library」です。本や雑誌類が多数置かれた空間です。
https://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/spend/shop/304/より引用
温泉やSPAなどを備えたエアポートホテル内の施設であり、飲食施設(カフェ)なのですが、プライオリティ・パス公式サイト上ではラウンジ扱いになっています。そうです、日本のクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスのほぼ全てで利用可能なんです。楽天プレミアムカードのように年会費の安いカードに付帯するプライオリティ・パスでもOKですよ。
運営時間 11:00~17:00 席44席
ただしプライオリティ・パスので利用可能なのは11:00~13:00と限定
セットメニュー+飲み物+アルコール1杯がプライオリティ・パスのサービスとして提供されるようです。また、出発の確定した搭乗券が必要なので、到着便で利用不可です。それでも、新千歳空港発のプライオリティ・パス対象施設であり、ラウンジ扱いの施設です。利用可能時間がかなり限定されているとはいえ、かなり有用と言えます。
国内線ターミナルまで距離があるので、国内線利用時は出発時間に気を付けて利用する必要がありますね。この夏、北海道を訪れる方にとって、かなりの朗報になると思います。
私の海外空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓
おさらい:プライオリティ・パスのシステム
プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。
| 年間優待回数 | 年会費 | 本人利用料金 | 同伴者料金 | |
|---|---|---|---|---|
| プレステージ会員 | 制限なく無料 | 469USドル | 無料 | 35USドル |
| スタンダードプラス会員 | 10回まで無料 | 329USドル | 35USドル | 35USドル |
| スタンダード会員 | なし | 99USドル | 35USドル | 35USドル |
提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。
以前は利用料が27USドルだったので、スタンダード会員でもややお得でした。2018年に32USドル、2023年に35USドルされたので、プライオリティ・パスを利用しないで通常料金にした方がお得な場合が多くなっています。
プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。
世界中の数多くのラウンジが加盟しており、一部の航空会社ラウンジも参加しています。本来航空会社ラウンジはその会社の顧客を囲い込むためにサービスを提供しているのですが、自社の客だけでなく広く客を迎え入れることで収益アップを図っていると思われます。これは会社としては収益が上がりますが、本来のビジネスクラスあるいは航空会社上級会員の客からすると、混雑やサービス低下により顧客満足度低下をもたらす可能性があります。
プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1,500カ所以上とされています。かならずしも国際線に乗る場合だけしか使えないわけではありません。国内線でも利用可能なラウンジがあります。
2026年1月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。リンク先は実際に訪問した体験記になっています。
| 新千歳空港 国際線ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
Cafe Sky Library |
|---|---|---|
| 成田空港 第1ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
IASS Executive Lounge1(※3) 肉料理 やきすき やんま(※1) |
| 国際線 出国後エリア |
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA- Japanese Grill & Craft Beer TATSU(※1) |
|
| 成田空港 第2ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
IASS Executive Lounge2(※3) |
| ターミナル前 | ナインアワーズ(※2) | |
| 国際線 出国後エリア |
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo- 鉄板焼 道頓堀 くり田(※1) |
|
| 成田空港 第3ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
ぼてぢゅう屋台(※1) |
| 羽田空港 第1ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
Power Lounge Central (※3) 注意:上記ラウンジは海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 足湯カフェ&ボディケアLUCK(※2) |
| 国内線 保安検査後 |
Power Lounge South (※3) Power Lounge North (※3) 注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 |
|
| 羽田空港 第2ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
Power Lounge Central (※3) 注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 |
| 国内線 保安検査後 |
Airport Lounge South (※3) Power Lounge North (※3) 注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 |
|
| 国際線 出国後エリア |
Power Lounge Premium | |
| 羽田空港 第3ターミナル |
国際線 出国後エリア |
TIATラウンジ SKY LOUNGE SOUTH |
| 羽田エアポートガーデン | All Day Dining Grande Aile (※1) Body Care LUCK(※2) |
|
| 中部国際空港 第1ターミナル |
保安検査前 一般エリア |
くつろぎ処 SOLA SPA 風の湯(※2) ぼてぢゅう(※1) |
| 国際線 出国後エリア |
UMIZEN SORAZEN (※1) KALラウンジ The Coral Finest Business Class Lounge Plaza Premium Lounge |
|
| 中部国際空港 | FLIGHT OF DREAMS | THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR (※1) |
| 大阪伊丹空港 | 保安検査前 一般エリア |
大阪エアポートワイナリー(※1) |
| 関西国際空港 第1ターミナル |
国内線 保安検査後 |
ぼてぢゅう1946・Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU (※1) |
| 国際線 出国後エリア |
カードラウンジ六甲(※3)、アネックス六甲(※3)、カードラウンジ金剛(※3) | |
| 関西国際空港 | エアロプラザ | KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA |
| 米子空港 (美保飛行場) |
保安検査前 一般エリア |
LOUNGE DAISEN 注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 |
| 福岡空港国際線 ターミナル |
国際線 出国後エリア |
KALラウンジ ラウンジ福岡 |
| 佐賀空港 | 保安検査前 一般エリア |
Premium Lounge さがのがら。 注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象 |
| 鹿児島空港 | 保安検査前 一般エリア |
ボディケアLUCK(※2) |
※1:レストラン店舗 ※2:その他サービス店舗 ※3:カードラウンジ相当
2025年以降、国内線到着時にレストラン店舗(プライオリティ・パス公式HPで「お食事」あるいは「EAT」と表記されている店舗)での利用はできなくなりました。
レストラン店舗では3,400円分相当のセットメニューや会計割引が実施されます。サービス店舗はシャワーや入浴など、飲食以外のサービス店舗です。
ラウンジ以外のサービス店舗(お食事・リフレッシュなど)ではアメックス・プロパーカード、MUFGカード、JCB、ダイナース、トラストクラブ、楽天カード、三井住友VISAカードによるプライオリティ・パスは原則利用できません。
成田空港のIASS Executive Loungeなどは、本来カードラウンジです。日本国内発行の多くのゴールドカード提示でも利用できます。プライオリティ・パスの対象となることで、訪日客も利用可能になっています。
カードラウンジをプライオリティ・パスで利用する場合、契約状況によってはかなり高くつくことがあります(スタンダード会員など都度払いが必要なケースなど)。
まとめ
2025年8月1日にプライオリティ・パスの利用制限(日本国内プライオリティ・パス対象サービス施設の到着時利用制限)という残念な情報が発表されていましたが、今回はサービス充実のありがたいニュースでした。
対象施設が増える一方で、利用制限も増えています。プライオリティ・パス利用時には事前に利用可能か十分確認しましょう。いざ使おうとして使えなかったら、かなりがっかりきますからね。


