【プライオリティ・パス】中部国際空港(セントレア) The Coral Finest Business Class Lounge タイ料理にタイ式マッサージなど日本でタイ気分を楽しめる タイ資本のラウンジ運営会社が日本進出

はじめに

2025年春に訪問した、中部国際空港(セントレア)第1ターミナル国際線フロアにあるThe Coral Finest Business Class Loungeを紹介させていただきます。

私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

2025年春現在、中部国際空港には以下のラウンジがあります。

中部国際空港のラウンジ(2025年)
第1ターミナル 保安検査場通過前(ランドサイド)
プレミアムラウンジセントレア 3階 カードラウンジ
第2プレミアムラウンジセントレア 3階 カードラウンジ
QUALIAラウンジ 3階 カードラウンジ(TS系カードのみ)
SOLA SPA 風の湯 4階 温泉とレストラン☆

ぼてぢゅう 4階 レストラン☆
第1ターミナル 国内線 保安検査通過後(エアサイド)
セントレアエアラインラウンジ 3階 航空会社共用ラウンジ
第1ターミナル 国際線 出国後(エアサイド)
サクララウンジ 2階 JALラウンジ
KALラウンジ 2階 大韓航空ラウンジ ☆
The Coral Finest Business Class Lounge 2階 航空会社共用ラウンジ ☆
Plaza Premium Lounge 2階 ラウンジ ☆
海膳空膳 レストラン ☆
※QUALIAラウンジ、スターアライアンスラウンジは2021年に閉鎖
セントレアグローバルラウンジは2025年3月に閉鎖
FLIGHT OF DREAMS(第2ターミナル隣接)
THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR 3階
レストラン ☆
Ethan Stowell Pizza & Pastaは2023年閉鎖
☆はプライオリティ・パス対象

スポンサーリンク


アクセス

The Coral Finest Business Class Loungeは中部国際空港第1ターミナル国際線出国後エリア2階にあります。

アクセスプラザ

電車で空港に向かうと、空港駅はアクセスプラザという施設に直結します。

アクセスプラザに直結する第1ターミナルに向います。

チェックインフロア/出発フロアとなる3階に出ます。

左手国際線チェックインエリアの奥にある保安検査場から出国します。

出国後は左方向に向かいます。ゲート19の手前にあります。

ゲート19手前の右手側に下に降りる階段とエレベータがあります。3階から2階に降ります。

階段で降りて右方向、エレベータから降りて正面にラウンジがあります。以前あったセントレアグローバルラウンジは閉鎖されています。

プライオリティ・パスのシステムのをおさらい

こちらの施設はプライオリティ・パスの対象施設です。国際線・国内線に関わらず、搭乗前あるいは搭乗後に利用可能です。

プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。

年間優待回数 年会費 本人利用料金 同伴者料金
プレステージ会員 制限なく無料 469USドル 無料 35USドル
スタンダードプラス会員 10回まで無料 329USドル 35USドル 35USドル
スタンダード会員 なし 99USドル 35USドル 35USドル

提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。

以前は利用料が27USドルだったので、スタンダード会員でもややお得でした。2018年に32USドル、2023年に35USドルと価格改定されたので、プライオリティ・パスを利用しないで通常料金にした方がお得な場合が多くなっています。

ただし、プレステージ会員は本人利用料が不要なので、特に2022年以降の物価高や円安に伴い、プライオリティ・パスの有益性は上昇しています。

とはいえ、元を取ろうと思えば、海外旅行してかなりの回数ラウンジに入室しないとだめです。上のいずれの会員であっても、元をとるのは難しいかもしれません。

プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。

プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1000カ所以上とされています。かならずしも国際線に乗る場合だけしか使えないわけではありません。国内線でも利用可能なラウンジがあります。

2025年4月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。リンク先は実際に訪問した体験記になっています。

成田空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
IASS Executive Lounge1(※3)
肉料理 やきすき やんま(※1)
国際線
出国後エリア
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
Japanese Grill & Craft Beer TATSU(※1)
成田空港
第2ターミナル
保安検査前
一般エリア
IASS Executive Lounge2(※3)
ターミナル前 ナインアワーズ(※2)
国際線
出国後エリア
I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
鉄板焼 道頓堀 くり田(※1)
成田空港
第3ターミナル
保安検査前
一般エリア
ぼてぢゅう屋台(※1)
羽田空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
Power Lounge Central (※3)
注意:上記ラウンジは海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
足湯カフェ&ボディケアLUCK(※2)

国内線
保安検査後
Power Lounge South (※3)
Power Lounge North (※3)
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
羽田空港
第2ターミナル


保安検査前
一般エリア
Power Lounge Central (※3)
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
国内線
保安検査後
Airport Lounge South (※3)
Power Lounge North (※3)
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
国際線
出国後エリア
Power Lounge Premium
羽田空港
第3ターミナル
国際線
出国後エリア
TIATラウンジ
SKY LOUNGE SOUTH
羽田エアポートガーデン All Day Dining Grande Aile (※1)
Body Care LUCK(※2)
中部国際空港
第1ターミナル
保安検査前
一般エリア
くつろぎ処 SOLA SPA 風の湯(※2)
ぼてぢゅう(※1)
国際線
出国後エリア
UMIZEN SORAZEN (※1)
KALラウンジ
The Coral Finest Business Class Lounge
Plaza Premium Lounge
中部国際空港 FLIGHT OF DREAMS THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR (※1)
大阪伊丹空港 保安検査前
一般エリア
大阪エアポートワイナリー(※1)
関西国際空港
第1ターミナル


国内線
保安検査後
ぼてぢゅう1946・Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU (※1)
国際線
出国後エリア
カードラウンジ六甲(※3)、アネックス六甲(※3)、カードラウンジ金剛(※3)
関西国際空港 エアロプラザ KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
米子空港
(美保飛行場)
保安検査前
一般エリア
LOUNGE DAISEN
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
福岡空港国際線
ターミナル
国際線
出国後エリア
KALラウンジ
ラウンジ福岡
佐賀空港 保安検査前
一般エリア
Premium Lounge さがのがら。
注意:海外発行のプライオリティ・パスのみ対象
鹿児島空港 保安検査前
一般エリア
ボディケアLUCK(※2)

※1:レストラン店舗 ※2:その他サービス店舗 ※3:カードラウンジ相当

レストラン店舗では3,400円分相当のセットメニューや会計割引が実施されます。サービス店舗はシャワーや入浴など、飲食以外のサービス店舗です。

ラウンジ以外のサービス店舗で(レストラン・リフレッシュなど)はアメックス・プロパーカード、MUFGカード、JCB、ダイナース(2025年4月以降)、トラストクラブ(2025年4月以降)、楽天カード、三井住友VISAカード(2025年4月以降)によるプライオリティ・パスは原則利用できません。

成田空港のIASS Executive Loungeなどは、本来カードラウンジです。日本国内発行の多くのゴールドカード提示でも利用できます。プライオリティ・パスの対象となることで、訪日客も利用可能になっています。

カードラウンジをプライオリティ・パスで利用する場合、契約状況によってはかなり高くつくことがあります(スタンダード会員など都度払いが必要なケースなど)。

一般エリアの場合、原則的に到着便でも利用可能です。関西空港のぼてぢゅう1946は、国内線到着便でも利用可能です。

入室基準

The Coral Finest Business Class Lounge
運営時間 07:00~22:00(2025年4月情報)

The Coral Finest Business Class Loungeはタイ・バンコク・スワンナプーム空港など多数ラウンジを展開するコーラルグループの運営です。

・プライオリティパス(2時間まで)
・中国東方航空、上海航空、吉祥航空、天津航空、チャイナエアラインの指定ラウンジ

2歳未満は0名扱いになります。

2025年4月現在、Dinersは対象外のようです。Dragon Pass, Lounge Keyは公式HPには掲載されていませんが、セントレア公式HPやラウンジ前の案内板では対象と表記されています。

内部の様子とサービス

The Coral Finest Business Class Loungeは国際線ターミナルの2階です。保安検査や出国審査後の出発エリアになります。出発ゲート近くになるので、ぎりぎりまでラウンジでくつろぐことができます。

以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 62席
ソフトドリンク
アルコール
ビュッフェフード
トイレ
喫煙室
電話ブース
無料WiFi
無料タイ式肩マッサージ(15分間)

以前あったセントレアグローバルラウンジに比べると、やや手狭な印象です。ただ、利用客はあまりいらっしゃらないので、ゆったりと利用できました。

オープン直後ということもあって、スタッフさんが多数配置されていました。席に案内されると、ウェルカムドリンクのタイ・ティーとウェットタオルが提供されます。

バーカウンターがあります。

フードゾーンです。COSTAのエスプレッソマシン、スナックやスイーツなど。

タイ料理を中心としたホットミール(というか、ほとんどがタイ料理です)。

チキンライスもいただけます。

ビールサーバーやソフトドリンクサーバー。

冷蔵庫にフルーツ、サラダ、納豆などがありました。

せっかくなので、チキンライスなどのタイ料理をいただきました。

おつまみをいただきながら一杯いただきました。

席数は少な目で、シャワーはありません。喫煙ルームや通話ブースが用意されています。

15分間のタイ式肩マッサージを受けることができます。みなさんがいらっしゃるラウンジのオープンスペースで実施されるので、サービスを受けている方をお見かけした際に、ちょっとびっくりしました。専任のスタッフさんは1名なので、受付順になります。

ラウンジ内のスタッフさんはタイから来られた方が多いようです。日本にいながらタイの雰囲気を楽しめる特別な空間でした。

まとめ

2025年春に訪問した、中部国際空港(セントレア)第1ターミナル国際線フロアにあるThe Coral Finest Business Class Loungeを紹介させていただきました。プライオリティ・パスで利用できるため、クレジットカードに附帯しているカードを所持している方なら、無料でお食事を楽しめます。

セントレア空港は搭乗ゲート前の椅子が多くないので、出発待ちのできるラウンジの存在はかなりありがたいです。

タイ資本ラウンジ会社ならではの、タイ料理やタイ式マッサージサービスが提供されています。日本の空港にあるラウンジでこれだけタイに振り切っていると、とても楽しい時間を過ごすことができます。是非とも訪問することをお勧めします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする